時を表す前置詞(数字+時間の単位)

前置詞が難しいというお悩みをお聞きしました。
それでは、練習してみましょう!

次の文の( )に前置詞を入れてください。

1. We’re going to Hawaii ( ) two weeks.(私たちはあと2週間でハワイ行きます。)
2. We’re going to Hawaii ( ) two weeks.(私たちは2週間以内にハワイに行きます。)
3. We’re going to Hawaii ( ) two weeks.(私たちは2週間ハワイに行きます。)

今回は、「数字+時間の単位」のセットの前に来る前置詞を確認しましょう。

「~後」は、in+時間です。1時間後なら、in an hourです。(「1」はaやanで表せます。)
「~以内」は、within+時間です。たとえば10日以内なら、within 10 daysです。
「~間」は、for+時間 です。たとえば3年間なら、for three yearsです。

答えは
1. We’re going to Hawaii (in) two weeks.
2. We’re going to Hawaii (within) two weeks.
3. We’re going to Hawaii (for) two weeks.

これで予定が言えますね。

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時を表す前置詞(いついつに)

前置詞が難しいというお悩みをお聞きしました。
それでは、練習してみましょう!

次の文の( )にin, on, atのどれかを入れてください。

1. We went shopping ( ) Sunday,
2. I went to see the first sunrise of the year ( ) New Year’s.
3. We eat rice cakes ( ) New Year’s.
4. I get up ( ) 6:00.
5. I study English ( ) the morning.
6. He came home late ( ) night.
7. He left Tokyo ( ) the morning of December 1.
8. I lit a fire in the fireplace ( ) a snowy morning.
9. We can see a lot of stars ( ) a clear night.
10. Cherry blossoms bloom ( ) spring.

時刻はatです。
日付、曜日はonです。
週、月、季節、年、世紀は、inです。
クリスマス休暇、お正月といった休暇期間はatです。

朝、昼、晩はそれぞれ、in the morning, in the afternoon, in the eveningです。
夜はat night です。
ただし、上記の朝、昼、晩、夜に修飾語が付くと、inとatはonに変わります。

答えは
1. We went shopping (on) Sunday,
2. I went to see the first sunrise of the year (on) New Year’s. 元旦なのでonです。
3. We eat rice cakes (at) New Year’s. お正月という意味ならatです。元旦であればonです。
4. I get up (at) 6:00.
5. I study English (in) the morning.
6. He came home late (at)night.
7. He left Tokyo (on) the morning of December 1. 特定の朝なのでonです。
8. I lit a fire in the fireplace (on) a snowy morning. 特定の朝なのでonです。
9. We can see a lot of stars (on) a clear night. 特定の夜なのでonです。
10. Cherry blossoms bloom (in) spring.

これで「いついつに」が言えるようになりました!

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形容詞の順序

次の文を英語にしてください。

「これは、古いイタリア製の小さくてきれいな赤い木製のケースです。

This is an old Italian small beautiful red wooden case だと思いましたか。

英語では、形容詞を並べるときに、順序が決まっています。
有名な覚え方があります。OPSHACOM と覚えましょう。

Opinion(意見)→ Shape(大きさ、形状)→ Age(新旧)→ Color(色)→ Origin(国、地域)→ Material(材料)を表しています。

この順番に並べていくと、答えは
This is a beautiful small old red Italian wooden caseです。

それでは、OPSHACOMのルールに従って、次の文を英語にしてみましょう。

1. これは、日本の伝統的な古い木造の家です。
2. これは、近代的な灰色のコンクリートの建物です。
3. これは、きれいでエレガントな箱です。

1. This is a traditional old Japanese wooden house.
2. This is a modern gray concrete building.

3.はどうでしょうか。「きれいな」も「エレガントな」も意見の形容詞です。意見の形容詞が2つ以上並ぶときは、”,”を使って並べます。

3. の答えは、This is a beautiful, elegant box.です。

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「試験」「検査」を表す言葉

「試験」、「検査」を表す言葉は、test, examination, trial, inspectionがあります。

testは、何かを評価するための「試験」です。
examinationは、学校の「試験」や、医学的な「検査」という意味もありますが、
「検査」以外に「調査」、「検討」と訳すこともあり、その場合は何かを詳しく調べたり考えたりすることです。
trialは、試運転のように、性能を試す「試験」のことです。
inspectionは、基準に合っているかを判断するための「検査」、「点検」や、定期的な「検査」を指します。

それでは、上記の4つの言葉を使って、次の言葉を英語にしてみましょう。

1. 引張試験
2. そのエレベータの定期点検
3. 健康診断
4. 試運転
5. 生産工程の検査

1. tension test
2. routine/regular inspection of the elevator (定期的な検査や点検はinspectionです。)
3. physical examination(医学的な検査はexaminationです。)
4. trial/trial run
5. examination of the production processまたはinspection of the production process(詳しく調べるという意味では、examinationでも、inspectionでもどちらでも構いません。)

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「技術者」を表す言葉

「技術者」を表す言葉は、engineer, mechanic, technicianなどがあります。
それぞれの定義を確認しましょう。

engineerは、専門知識を使って設計や建設を行う人です。
mechanicは、車や飛行機の整備をする人です。
technicianは、機械の設置、保守、修理を行う人や、一つの専門技能を持った人です。

それでは、次の言葉を英語にしてみましょう。

1. レントゲン技師
2. 土木技師
3. 自動車整備士

1. X-ray technician (設計や建設はしません。)
2. civil engineer (土木はcivil engineeringと言います。)
3. automobile mechanic/car mechanic

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挨拶表現

次の文に対して、英語で返事をしてみましょう。

1. How are you? → 元気です。
2. What’s up? → 元気です。
3. Nice to meet you. → こちらこそはじめまして。
4. How do you do? → こちらこそはじめまして。

答えはいろいろ考えられますが、一例として次の通りです。
1. Fine, thank you.
2. Nothing.またはNot much.
3. Nice to meet you, too.
4. How do you do?

2.のWhat’s up?は、カジュアルな表現で、フォーマルな場では使いませんが、
もともと「何事が起きているのか?」という意味なので、何でもないよという意味でNothing.またはNot much.と答えましょう。

4.のHow do you do?は、フォーマルな表現で「はじめまして」という意味です。そのまま返しましょう。

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「クレーム」を表す言葉

次の文を英語にしてください。

「その客は、その装置にクレームをつけた。」

苦情という意味での「クレーム」は、英語ではclaimではなく、complain(動詞)、complaint(名詞)と言います。

答えは、
The customer complained about the device.
または、The customer made a complaint about the device. です。

claim(名詞、動詞)は、主張するという意味です。考えの主張、所有権の主張、支払いや賠償などの請求をすることです。


He claims that she was responsible. (彼は、彼女に責任があったと主張している。)
He claims his inheritance. (彼は相続権を主張している。)

カタカナ英語に気を付けましょう。

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会えてうれしいです

「はじめまして」は、Nice to meet you. と言いますね。

では、すでに知っている人に会った場合、「会えてうれしいです。」は、何と言いますか?

答え:
Nice to see you. と言います。Good to see you. も良く言います。

このときにmeetと言わないのは、meetには「初めて会う」という意味があるからです。

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「交換」を表す言葉

「交換する」と言う意味の動詞、replace, exchangeについて確認しておきましょう。

replaceは古い物や壊れた物を新しい物に取り換えることで、
exchangeは同種の別の物、または同じ価値を持つ別の物に交換することです。
AをBに交換する場合は、 replace A with B、exchange A for B と言います。


replace the battery with a new one(バッテリーを新しいものに交換する)
exchange the wrong item for another(間違ったアイテムを別のものに交換する)

区別が難しいときは、新しい物に交換するというイメージのときにreplaceを使ってください。

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リフォームする

次の文を英語にしてください。

「私は昨年キッチンをリフォームしました。」

I reformed the kitchen last year. と思われましたか?

建物や部屋のリフォーム、改修はreformではなく、renovateまたはremodelと言います。
古い建物や部屋を新しくするのはrenovateで、間取りの変更を伴うような改修がremodelです。
答えはI renovated/remodeled the kitchen. です。

建て替え、改築はrebuildです。

ちなみに英語のreformは経済、政治、社会制度などを「改革する」という意味です。

カタカナの英語には気を付けましょう。

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自動詞と他動詞

自動詞と他動詞についてご質問をいただきました。

自動詞は目的語が不要な動詞で、他動詞は目的語を取る動詞です。
動詞によって異なるわけではなく、同じ動詞でもどちらの性質も持っているものが多いです。

たとえば、singという動詞の場合は、
I sing. のときは 「歌う」という自動詞ですが、
I sing a song. のときは「歌を」という目的語を取っているので他動詞です。

それに対し、他動詞としてしか使わない動詞もあり、そのときは目的語がないと文が成り立ちません。
I have. 「私は持っている。」と言われても、「何を?」と疑問が残り、
I visit. 「私は訪問する。」と言われても、「どこに?」と疑問が残ります。
I have a dog. I visited Kyoto. のように、目的語を言って初めて文が成立します。

その一方で、自動詞の場合、後に名詞を持ってきたいときには前置詞が必要です。
I sang at the party. 「私はパーティーで歌った。」
I ran in the park. 「私は公園を走った。」

ここまでが基本です。

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それでは応用問題を。

1. その飛行機は空港に近づいていた。(approachを使って)
2. 私はその会議に出席した。(attendを使って)
3. 彼女はその計画に反対した。(objectを使って)
4. 彼女はトムと結婚した。(marryを使って)

答え
これらはすべて、前置詞のtoを入れたくなってしまう動詞です。でも、他動詞の場合、toは要りません。
1. The plane was approaching the airport. (他動詞なのでtoは要りません。)
2. I attended the meeting. (他動詞なのでtoは要りません。)
3. She objected to the plan. (自動詞なので、前置詞が必要です。)
4. She married Tom. (他動詞なのでtoは要りません。)形容詞のmarriedを使って、She got married to Tom.と言うこともできます。

自動詞と他動詞の区別は、意味からでは推測できないことがあります。
自信がないときは、その都度辞書を引きましょう。特に辞書の中の例文を見ると分かりやすいです。

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「倉庫」を表す言葉

「倉庫」は、いろいろな言い方があります。確認しておきましょう。

warehouseは、出荷するための原料や商品などを保管する建物です。

それ以外は storage(保管場所)
storage facility(保管するための施設)
storage unit(シャッターが付いていて壁で仕切られた1区画) です。

イメージするのが難しい場合は、それぞれを画像検索して見てみてください。

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