植物観察―烏帽子岳

嶋村明先生とお友達と一緒に烏帽子岳に登りました。多様な樹木から高山植物まで幅広く観察することができ、とても幸せで楽しい時間でした。私は山登り自体はそれほど好きではないのですが、植物を見るという楽しみがあればいくらでも喜んで歩きます!道脇にずっと何かの花が咲いてくれていたので、全然退屈しませんでした。

クロツグミ、コルリ、ウグイス、カッコウ、ヒガラなどが鳴いていました。

サルナシ(葉柄が赤い)
ニシキウツギ(ピンクになる前)
グミ
ツリバナ(ヒロハツリバナは花弁4枚、ツリバナは花弁5枚)
ノリウツギ
ウマノアシガタ
トウヒ(葉の先が尖っている)。近くにコメツガもたくさんありました。コメツガの匂いは春菊に似ていると思います(個人的な感想)。
カクミウスノキ
タチツボスミレの閉鎖花
ヒメスミレサイシンの葉(昨年の観察会では私はこの手前で帰ってしまい見損なってしまいましたが、今年は葉っぱを見ることができました。来年は花が見られますように!)
ヒメスミレサイシンの種
マルバイチヤクソウの葉
シロバナハナニガナ(シロバナニガナやシロバナハナニガナの割合が多いです。)
ミネヤナギ(人が通ると、ふわふわと毛が舞いました。)
サラサドウダン(他にウラジロヨウラクもありました。)

輪生(またはそう見える)葉っぱシリーズ。ヨツバヒヨドリ(葉っぱがギザギザ)のほかに…

ヤナギラン
クガイソウ
ツリガネニンジン

道を彩るその他の花(写真のほかに、コケモモ、クロマメノキの花も咲いていました。)

ミヤマニガイチゴ
シロバナノヘビイチゴ(私の好物)
ショウジョウバカマの種
グンナイフウロ
グンナイフウロ
グンナイフウロの葉
ヤハズハンノキ(近くにヤシャブシもありました。)
ムラサキヤシオツツジ(トウゴクミツバツツジは見当たらず。)
カクミノスノキ(ツツジ科)
ゴゼンタチバナ
オオヤマフスマ
ベニバナイチヤクソウ
レンゲツツジ(笹よりも上に伸びて咲いています。)

さあ、頂上が見えてきました。この辺からの植物は、いかにも高山植物の雰囲気を醸し出しています。特にタカネニガナは岩場に似合っていました。コキンレイカ(ハクサンオミナエシ)、シモツケ、イワインチン、ヤマハハコ。イブキジャコウソウの葉っぱがありました。シャジクソウも咲いていました。

小烏帽子岳頂上から烏帽子岳頂上方面。(湯の丸側にガスがかかっている。)
小烏帽子岳頂上付近から反対側を見る。
コマクサ(高山植物の女王)
シモツケ(高原の女王)
ハバヤマボクチの葉(葉の裏は白い)
ゴヨウマツの雌花
キジムシロ(標高2000mのところでは私が見る限りミツバツチグリは見つかりませんでした。)
コキンレイカ(ハクサンオミナエシ)
タカネニガナ
ツガザクラ
ウスユキソウ
ムカゴトラノオ
スズラン
グンバイヅル

頂上付近にクロマメノキがたくさんあり、ミヤマモンキチョウが飛ぶといいなと思いました。

??
この虫はいったいどうなっているの?

頂上に着きました。先生がお湯を沸かして美味しいコーヒーを作ってくださいました。菅平のときもそうでしたが、絶景を見ながらコーヒーを飲むなんて最高ですね。2頭のキアゲハが飛んでいました。ガスが晴れたときに、目の前には湯ノ丸山が見えました。普段高山蝶の保護活動のときに見ている山を裏側から見ている形です。反対側では上田方面の街並みが見えました。そんなお天気の中、先生が「ブロッケン現象」の話をしてくださいました。山のお話はとても興味深いです。想像するのが難しかったのですが、今思えば、私は飛行機で見たことがありました(楽してすみません)!

標高2066m

頂上から少し下がったところから。長野原の山々(浅間隠山など)が見えます。残念ながら富士山は見えませんでしたが、雲の合間からでも十分に景色を楽しむことができました。

長野原方面

烏帽子岳は古い山なので、木の種類も豊富です。途中で、蝶が飛んできて、先生がヤマキマダラヒカゲだとおっしゃいました。あまりにも飛ぶのが速いので写真も撮れなかったのですが、先生のザックに降りてきて長い間とまってくれたので、模様がよく確認できました。


気になる木(要確認)
ヤマキマダラヒカゲ(似たものにサトキマダラヒカゲがある。)

最後に、いつもの、おっと思わせる植物シリーズです。

ハクサンチドリ(ノビネチドリ、テガタチドリと合わせて3兄弟)
ミヤマハンショウヅル(上品な色合いです。)


先生には年季の入ったストックを貸していただきました。富士山や槍ヶ岳に登られたときにも使われたそうです。とても助かりました!来年はスミレがたくさん咲いているときにもう一度烏帽子に行ってみたいです。