先月、野鳥の会でバラギ湖に野鳥観察に行きました。エゾハルゼミが鳴いていましたが、教えていただくまでは何の音か分かりませんでした。(その後、数週間して私の森でもエゾハルゼミが鳴き出しました。今も、たくさん鳴いています。)

この日はお天気がよく、鳥のほかに様々な植物も観察できました。また、最近急激に繁殖している特定外来生物の「ハルザキヤマガラシ」の駆除も行いました。皆で作業をするととても速いです。
カッコウ、ホトトギスがよく鳴いていました。また、この日初めてポポッ、ポポッというツツドリの声を聴きました。その他、キジ、サンショウクイ、ヒガラ、シジュウカラ、ウグイス、キビタキ、アオジ、キジバト、ハシブトガラスの声が聞こえました。コムクドリが電線に止まっているのも見ました。
さらに、ミサゴが湖の上を旋回している様子をみました。Mr. Fがミサゴを見て、「あれはもうすぐ水に飛び込んで魚を捕まえるよ」と予言されました。すると、ミサゴが狙いを定めて急降下し、水しぶきをあげて魚を捕まえ、足でそれを掴んだまま飛んでいきました。その後、どこで食べようかと食事場所を探して、木々の上を行ったり来たりし、森の中に消えました。必死で撮影した写真がこれです…。

気を取り直して、お花の写真を載せることにしましょう。











ズミがたくさん咲いていましたが、エゾノコリンゴもあったようです。後者の方が花が大きいそうです。家に帰って調べると、中裂した葉が混ざっているとズミとのことで、写真を拡大して葉っぱを確認しました。






午後は、座学で嬬恋村の植物について学びました。とても勉強になりました。いろいろ疑問に思っていたことも質問して解決できました。
今は私の森はアカマツを中心とする陽樹林になっていますが、ほんの数十年前までクロマメノキ(浅間ぶどう)やコケモモがカーペット状に広がっていたようです。どんどん植生が遷移していますが、私が移住する前の様子をもっと知りたいと思いました。