ここに着いたときから強風でしたが、富士山と浅間山の両方が見えて感激しました。青空が広がり、沼も青い水を湛えていました。遠足のように楽しい気持ちで沼の周りを歩きました。


初めて出会えた鳥の1つ、オオジュリン。オオジュリンは、北海道で夏鳥として見られるとき、頭と喉が黒いそうです。噛む力が強く、葦の茎を割って中の虫を食べるそうです。

その他、写真に収めることができませんでしたが、陸地でシジュウカラ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ガビチョウ、ヨシ原でキジバト、干潟でタシギ、イカルチドリ、ハクセキレイを確認しました。いつものことながら、あそこにいるよと教えていただいたり、望遠鏡で見せていただいて初めて確認できたものがほとんどです。一度にこんなにたくさんの鳥に出会えたのは初めてです。貴重な経験をさせていただきました。
そうそう、公園にはマテバシイという大きなどんぐりの木があり、たくさん実が落ちていました。食べられるどんぐりだそうです。それから、地面にはヨモギが生え、オオイヌノフグリ、ホトケノザなどの春の花があちらこちらに咲いていました。私の住む地域より先に春が訪れていたようです。
また、赤城おろしにちなんで、「雷(らい)と空風、義理人情」という言葉を教えていただきました。親切に案内してくださり何でも教えてくださる野鳥の会の方々、渡り鳥にも留鳥にも優しい環境を維持管理されている群馬の方々の思いを重ね合わせて、この言葉に深く納得しています。