歩いて記録③:鎌原神社周辺

3/22 調査の続きです。

天明を生き抜いた鎌原神社のご神木を見に行き、幹周を測定しました。公民館の横に「におうけやき」(幹周4m70cm)、「かつらの木」(幹周4m40cm)があり、神社の北側に「でぇだらもみ」、「ぶとっけやき」(幹周6m)があります。また宮崎先生によると看板はないけれどカエデも天明を生き延びた木とのことでした。(看板のある「なんかからまつ」(幹周2m30cm)については樹齢が不明だそうです。)また、それぞれの看板に書かれてある樹齢は40年前のことなので、これらのうちの2つの木は樹齢400年近くになっていることになります。

カツラの木にできたサルノコシカケ。木が弱っているかもしれないとのこと。心配ですね。
カエデの木(二股に分かれている)。とても大きな木です。
鎌原神社。(天明の噴火で埋もれた木(ケヤキ穴から掘りだされた木)が向拝の部分に使われています。)

その他、周辺の畑や家にはコンコン様と呼ばれる家神様が祀られていました。石の祠になっているところが多いですが、屋根と柱を藁と木で作り毎年新調する、昔からの伝統が守られた祠もありました。

神社を見た後、いったん解散しましたが、残ったメンバーで周辺を一緒に見て回ることになりました。

延命寺跡。フクジュソウ、フキノトウが生えていました。クリの木やシナノキもあります。
延命寺の裏にある延命寺の僧侶の墓石。ここは土石なだれの影響を受けませんでした。
延命寺の石標の一部。道しるべとしても使われた。右には道祖神がある(写真なし)。
道祖神。道しるべの横にあるのとほぼ同じ時期に作られている。

ここを曲がって十日窪の方へ行き、資料館に戻りました。

江戸時代からずっと道は変わっていません。昭和30年代はまだ馬が行き来していたことなど、宮崎先生から昔の様子も伺うことができました。

市民学芸員として、昨年は資料館の中での活動をさせていただいていましたが、今回外にある文化財を一緒に見て回ることができ、新たな発見もたくさんありました。そして、ますますこの村が好きになりました。今後も、先輩方のご指導のもと、しっかり学んで調査のお手伝いができるように成長したいと思います。