歩いて記録①:鎌原陣場

3/22、市民学芸員として文化財調査で歩いたところの記録。郷土資料館関館長、宮崎光男先生をはじめ先輩方と一緒に調査しました。

<鎌原地区>

こじはん石。こじはんとはおやつのこと。この石で農作業の合間に休憩をした。

陣場からは南に浅間山、西に四阿山、北に草津白根山や白砂山、東に浅間隠山など、山々がぐるりと見渡せる。

草津白根山
ホタル石(右)から見える四阿山。昔はホタルが飛んでいたそうです。
白砂山(野反湖の方)

金石(ホタル石やこじはん石よりも緻密で硬い)
掘り出された石仏
押しぎっぱ(鎌原土石なだれが止まったところ)

押しぎっぱを境にして畑の土が違います。土石なだれがあったところ(この写真で言うと奥)は小さな石がたくさんあり、押しぎっぱより進んだところ(この写真で言うと手前)は石がありません。

昭和十年頃ここに水害対策として一時的に小学校があり、鎌原、袋倉、芦生田の子供たちが通っていました。斉藤先生がキャベツ栽培を始められました。

石がほとんどない土
石を多く含む土
湯ノ丸山が見えます。

美しい田園風景、周りを取り囲む2000mを超える山々、トビが旋回する広い空、澄んだ空気…。とても静かで平和な場所です。このままこの景色がずっと残っていてほしいです。(もうすぐ自動車道路が建設されるとのことですが…)

夜は、星もきれいに見えるとのこと。

また、ここで育てられる鎌原米は本当に美味しいです。きれいな水、空気、自然とともに生きる方々の愛情がたくさん詰まっているからでしょう。