振り返りになりますが、2/1に嬬恋学講座(第1回)「嬬恋の美しいゆたかな自然と蝶の保全について」でお話を聞きました。私はこの美しい村が好きで、この地域に住んでいることに毎日感謝していますが、この見渡す限りの大自然は稀有な自然の営みによって作られただけでなく、人の手によって守られてきたものでもあり、私も住ませていただいている以上、少しでも環境を守るお手伝いができたらと願ってきました。お手伝いできる場があることを知り、感激しています。まず、生態系について学ばなければならないと思いましたが、この講座のように学ぶ機会が提供されていて、質問したときに教えていただけるのは大変有難いです。また、講座の後も、勉強の仕方を教えていただきました。
早速、勧めていただいた群馬県立自然史博物館の企画展「ぐんまの自然の『いま』を伝える」に行ってきました。
ここで学んだこと:
・水のこと(村には硬水と軟水があり、私の普段飲んでいる水は、浅間山の水なので硬水だったということ。)
・蝶のこと(ミヤマモンシロチョウの一生)
・石のこと (実物を手に取って石の見分け方を学びました。これで、自分の住んでいる森の石がある程度見分けられるようになりました。)
・その他、群馬県で様々な調査と保存活動が行われていること
一番印象に残ったことは、群馬県も嬬恋村も熊などの動物との共生を大切に考えているということです。私はその考え方がとても気に入っています。子供の頃から熊やイノシシを害獣だとみなして殺処分するということにどうしても納得がいかなかったからです。
どうして熊を敵だとみなすようになったのかを分析したポスターがあり、熊が肉食で、生きた動物を襲って食べるという間違った思い込みのためであることを知りました。また世代によっても考えが違うことがわかりました。私の世代は比較的、熊への理解がある方だと思います。どのようにこの地域の人々が動物と共生してきたかを学び、動物と人が上手に距離を取り合って生きていく大切さを伝えていけるようになりたいと思います。