嶋村明先生のご案内でずっと行きたかったチャツボミゴケ公園に行きました。最近お友達になった方が六合に住んでいらっしゃり、六合の魅力をもっと知りたいと思っていたところでした。
草津温泉を通って大きな品木ダムを見て、さらに上がったところに美しい牧草地や畑を見て、チャツボミゴケ公園に着きました。チャツボミゴケは強酸性の水辺に生息し、ここは日本最大級の生息地だそうです。硫化水素のにおい(私の好きなにおい)と、湯けむりのように見える蒸気で(実際は川の温度はそれほど高くないのですが、今日は寒かったので水蒸気が立ち込めていたのです)、まるでどこかの温泉の地獄谷を歩いているようでした。

ここは、昔、鉄鉱石が採掘されていたところで、数千人の方々の集落もあったそうです。しばらく歩くと、川に鮮やかな黄緑色のチャツボミゴケが見えてきました。看板によると、今でもチャツボミゴケと鉄バクテリアが共生して鉄鉱石を生成しているそうです!



標高はそれほど高くありませんが(1200m前後)、ダケカンバがたくさんありました。他に植物は、ツボスミレ、ヤマハンノキがありました。






鉄鉱石が索道で運ばれた先の太子(おおし)駅に行きました(現在は廃駅)。昔はここから鉄道が長野原草津口につながっていました。現在のJR吾妻線(渋川ー長野原草津口間)は、1945年の終戦間際に鉄鉱石を運ぶための貨物専用線として敷設され、のちに旅客用に変わったそうです。

帰りには赤岩地区の美しい街並みを見ました。高野長英が匿われていた湯本邸(修繕工事中)や出梁のある養蚕家屋などの伝統的な建物が並んでいました。今度ゆっくり歩いてみたいです。
六合は野反湖の素敵な思い出がありますが、チャツボミゴケ公園も神秘的なところで感動しました。自然の美しさとともに、赤岩地区の人の手による伝統の保全の在り方にも感銘を受けました。
本日の昼食:そば処六合野のやさんにて。舞茸、こごみ、タラの芽の天ぷら、ふき味噌、すべてが美味しかったです。(ふき味噌をお店で買わせていただき、これから楽しみにいただきます!)
