写真は昨年7月に撮影した嬬恋村の風景です。今は落葉したままですが、植物は今準備中で一気に写真のように緑になります。
20日は浅間高原野鳥の会の「ののカフェ」で黒岩俊明先生より「母なる大地」のお話を聞かせていただきました。土がどのようにできるのかを学ばせていただきました。
私は昨年畑を借りて畑作をしましたが、肥料をあげなくても水をやらなくても、あまりにもすくすく野菜が育ってくれたので、この村の大地の力は普通じゃないと思っていました。先生のお話で土にますます興味を持つようになりました。
~学んだこと~
・大地の層
0層 落ち葉
A層 生物の影響を受けている黒い土
B層 A層とC層の間で褐色
C層 風化した岩石の層
メモ:黒土は1万年より新しい。石炭は5億年前に生まれた。その当時は植物が枯れた後、土がなく分解者がいなかったため石炭として残った。
・そこにいる生物
0層 虫、動物
A層 草や木の栄養があり、ミミズ、ダンゴムシのような大きな虫からセンチュウ(大量にいる)、ダニ、クマムシ(宇宙でも生きられる)のような小さな虫、ゾウリムシ、アメーバのような微生物までさまざま。
B層 A層ほど多くない。
C層 ほとんどいない。
・土ができるプロセス(一次遷移)
1. 岩だらけの状態。
2. 化学的または物理的作用により岩が砕ける(風化する)。そこに地衣類、コケ類、微生物が棲む。
3. 枯れ葉のところに粘土ができて草(浅間高原ではカーペット状の高山植物)が生える。植物が枯れて土になる。(本来は高山植物はもっと高いところに生えるが、浅間高原では標高1300mぐらいで生えている。)
4. 木が生えてきて土壌が厚くなる。従来は森林になるのに数千~数万年かかるが、浅間高原では森林化が早い。ただし浅間高原では土壌が深くないので、ダケカンバやカラマツの根も深さ1mほどしかない。
メモ:山火事などの後の遷移は二次遷移で、土壌がある状態からスタートする。
・分解者
キノコ(菌類)…枯れ木や落ち葉を分解する。
シロアリ…シロアリ自体が木を分解する力を持っているのではなく、シロアリの腸内に棲む細菌が分解を助けている。人も植物を分解・吸収するのに腸内の細菌が助けている。
・鳥のこと
当日見せていただいた本に、群馬県の鳥の分布の地図が載っていて、フクロウが群馬県の吾妻地域では一部しかいないことが分かりました。私の家の近くにフクロウが住んでいるのは幸運です。(小鳥にとっては幸運ではないかもしれませんが。)よく夜中にホッホー、ホーッホホッホーと鳴いています。
お話を聞いて、地球の営みと自分の命を重ね合わせて考えることができました。このご時世いろいろありますが、ここに大地がある限り、社会がどう変わろうと私は生き物として生きていけると思っています。今年も大地に感謝して畑作をしたいと思います。まずは3月末の土づくりから!