本との出会い2026

(写真は、家の前の紅葉。ツタウルシとウルシが紅葉しています。)

昨年も同じタイトルでブログ記事を書いたのですが、今回の出会いもまた印象に残る出会いでした。ずっと読みたいと思っていた本でしたが、絶版になっていて、図書館でも取り寄せなければならなかったので後回しにしていました。

私は読みたい本はすぐに買って読むのですが、こちらの本は、もっと自分が自然に詳しくなってから読むのがいいと思っていました。話は逸れますが、先月、お友達からもらった六花亭の紙袋に書いてある絵が、昔は模様に見えていたのに、すべてこの1年間で見た植物だということに気付き、知らないうちにこの1年間で成長していたことが分かりました。それなら、もしかして、この昆虫少年のお話も、今なら少しは理解できるのかもしれないと思い、昨日図書館に取り寄せてもらいました。

お話は私の知っている町が舞台だったので、景色がすぐに思い浮かびました。本を読んでいることを忘れるほど熱中しました。虫以外にも、鳥や動物の話が出てきます。まだ見たことのない虫の名前と特徴(どこに住んでいるか、食草など)、まだ見たことのない鳥についてはいつどこで見られるかなど、すべてノートに書き出しました。そんなことをしていたら楽しくなってしまって、途中でやめられず、読み終わったのは朝の5時でした。

自然の観察を通して主人公の少年が成長する物語で、周りの大人との対話で自然を観る見方を学んでいきます。私も一緒に冒険している気持ちになりました。ハラハラドキドキの冒険ですが、ときどき声に出して笑ってしまうところがあり、根底には人情味があり、最後の最後まで心を掴まれました。

少年も私も、自然豊かな場所に移り住んで2年です。私も同じようにタゴカエルやサンショウウオ探しに連れて行っていただいて、少年と同じような経験をさせていただいているのだなあと感慨深く思いました。また、虫や鳥の観察への情熱と独創性にも感動しました。

そして、私自身はもういい年をした大人なのだから、若い人たちに何か伝えることができたらいいなあとしみじみ思います。先日、地元の高校の授業に読んでいただいて、高校生たちと英語でお話しました。とても楽しい時間でした。少しずつそんな機会が増えてきそうなので、私も自然から学んだ感動が伝えられるようになりたいです。