今日の浅間牧場は暖かい陽気に包まれていました。すすきの穂がふわふわと柔らかくなっていました。
昨日の大雨から一転、爽やかな青空が広がり、丘の上からは山がよく見えました。
Exploring places, nature, and a life well-lived
今日の浅間牧場は暖かい陽気に包まれていました。すすきの穂がふわふわと柔らかくなっていました。
昨日の大雨から一転、爽やかな青空が広がり、丘の上からは山がよく見えました。
今日は嬬恋文化祭がありました。嬬恋かるたに「さあいこう、村民参加の文化祭」と書かれてあったので、見に行ってきました。少しでも参加できてよかったです。嬬キャベちゃんのステッカーをいただいたので、早速車に貼りました。
その後、紅葉の様子を確かめるために浅間牧場に行ってみました。木を見て森を見ずと言いますが、今まさにそんな感じで、家の周りの葉っぱがどんどん茶色くなって落葉しているのは分かるのですが、森全体がどんな色になっているのかが想像できず、上から見てみたかったのです。
なるほど、こんな色になっていたのですね。ところで、眼下に見えるこの森は、チバニアン時代(約77万年前~13万年前)には湖だったそうです。説明書きによると、当時は四阿山と草津白根山は今の高さがあり、浅間山はまだ誕生していませんでした。
チバニアンという言葉から、また市原のことを懐かしく思い出しました。
(写真:目の前に見えているのは四阿山)
にゃがてん号の後は吾妻峡レールバイク「アガッタン」に乗る予定でしたが、朝の時点で雨だったため中止となりました。その分時間ができたので八ッ場ダム周辺を歩きました。次第に晴れてきて、色鮮やかな景色を見ることができました。
ダムの下にある八ッ場発電所を見学しました。一般家庭1万2000世帯分の電力を賄っているそうです。発電機と壁面にに投影されたプロジェクションマッピングで発電の仕組みを学びました。建物の中は大きな水の音でヘッドフォンを通さなければ何も聞こえない状態でしたが、ダムの放流時はその10倍の音だというので驚きました。穏やかな水面からは想像できないようなお仕事をされていたのですね。
見学の後は、アガッタンの線路を横目にしながら、吾妻峡の新蓬莱を見に行きました。エメラルドグリーンの川が流れていました。
この展望台から(写真左)、お友達とそれぞれの人生を振り返り、そしてこれからの夢を語り合いました。自然と歴史ににたくさん触れて、驚きと発見に満ちた楽しい人生にしたいです。
笑いがいっぱいの楽しい遠足となりました。今度こそアガッタンに乗れますように。二人で自転車を漕いでいるとさらに笑いが止まらなくなるのが想像でき、今からとても楽しみです。
お友達に誘っていただき、以前からずっと気になっていた水陸両用バスの「にゃがてん号」に乗りました。席を決めるときは、一番前の一番びしょ濡れになる席を選びました。もちろん、全身カッパずくめの上です。
湖の駅丸岩というところから出発しました。
バスは爽快に(豪快に)水しぶきを上げて湖に入りました。いったん濡れてしまうと、途中から雨が降ってきてもまったく気になりませんでした。ガイドの方の説明のおかげで、八ッ場あがつま湖について学ぶことができました。
夏には洪水に備えてダムから放流をするため、水面がこのときより25mほど水位が低く、この湖に沈んでいる鉄道の跡や道路のガードレールも見えるそうです。
にゃがてん号に乗らなければ見えない景色を見ることができました。そして、湖の下に人々が暮らす町があったこと、美しい谷があったことを知ることができました。
昼食を食べてから、新しい温泉街を見に行きました。川原湯温泉は源頼朝が発見したと言われる温泉です。お友達にも良いお湯だと勧めていただき、いつか行ってみたいと思います。
週末、鹿沢園地で行われたほくほくマルシェに行ってきました。車を止めてから、落ち葉をざくざく踏んで歩いて会場に向かいました。
ハロウィンパーティーも兼ねていて、いろいろなところにおばけかぼちゃがありました。これらのかぼちゃも地元で採れたものだそうです。
バイオリン、アコーディオン、太鼓の生演奏が聞こえてきて、穏やかで楽しいパーティーでした。ところどころに休憩できるところがあり、木々を見ながらゆったりとした時間を過ごすことができました。北軽井沢で採れたハチミツを買ったり、フードトラックでランチを買って食べたり、地元で採れたお芋を食べてお話を聞いたり、機織りや染物のお話も聞いたりしました。偶然知っている方にもお会いできました。
紅葉もちょうど見頃で、色鮮やかな秋の思い出ができました。
最低気温が氷点下になる日も出てきて、私も冬支度を始めました。
FF暖房をつけることが多くなりました。足元から冷えてくるので、床にはタイルカーペットを敷きました。外で雪遊びができるように、スキーウェアも揃えました。準備をすればするほど、冬が楽しみです。
写真は、つまごいパノラマライン南ルートからの風景です。ほとんどの畑でキャベツの収穫が終わっています。これから雪が降って、5月の連休頃に浅間山に積もった雪が溶けて逆さ馬が見えるようになった頃に再び栽培が始まります。長い長い冬の始まりです。
小串鉱山は、1929年から1971年まで稼働し、日本で2番目に大きな硫黄鉱山だったそうです。毛無峠には、当時硫黄や生活物資を運ぶのに使われていた策道の鉄塔が残っています。1937年の山津波という悲劇を経ても、世界恐慌から高度経済成長期まで日本の産業の発展を支えた場所だったと思うと感慨深いです。
下方に鉱山の跡が見えます。最盛期には2000人を超える方々が住んでいたと言われています。かつては「黄色いダイヤ」と言われた貴重な硫黄でしたが、石油からの脱硫技術の発達により硫黄採掘の需要がなくなり閉山となりました。
毛無峠と言われるように、ここには高い木が生えていませんが、ガンコウランが育ち、たくさん実をつけています。
鉄塔のところまで登ると、遠くまで見渡せます。光を受けてエメラルドグリーンに輝くコケモモが特に印象に残りました。
毛無峠にある看板から360度見渡してみました。
こうして1周して、コケモモの群生へと戻ってきました。360度、どの角度から見ても経験したことのない、異次元空間のように思えました。また、峠の両側から上昇気流に乗って強風が吹き上げてくるため、最初は立っているのも息を吸うのもやっとでした。しかし、どなたかのラジコン・グライダーがこの上昇気流に乗って大空をのびやかに舞う姿を見ているうちに、明るい気持ちになりました。
すぐに風には慣れましたが、寒さには耐えられず、少しだけ小串鉱山索道跡を登ってから帰りました。(帰りは万座温泉で温まりました。)
破風岳に登ると、北アルプスまで見渡せてさらに景色が広がるそうです。今度来たときには登ってみたいです。
(続く)
万座温泉から伸びる上信スカイラインに見晴台があり、車を止めました。ちょうど向かい側に、この前通った渋峠への道が見えました。
その後、渓谷沿いの大前須坂線を通り、毛無峠まで向かいました。北信五岳を望む絶景が続いていました(写真を撮る余裕はなし)。
県境の有名な看板に辿り着きました。「群馬県」の文字がかろうじて残っています。
風が強く、油断すると吹き飛ばされそうなほどでしたが、ここから360度ぐるりと絶景が見渡せて、感動しました。
(続く)
紅葉は、ピークを見定めるのが難しいです。今がピークだと思っても、その後にさらに色が濃くなってさらに鮮やかになることもあるし、そう期待したとたんに落葉が始まることがあるのですから。だから、今が一番と思って見ておくのがいいですねと、先日レンジャーの方に教えていただきました。
私の住んでいる森もそうですが、今は特に、毎日、木の様子が違います。今しかない瞬間を大切に見ておきたいと思います。
万座ハイウェーの愛妻の鐘からの景色。
そして、こちらは万座プリンスホテルの丘からの景色。(ちなみに、ここは映画「私をスキーに連れてって」のロケ地です。)
万座ハイウェーを下るとき、南アルプスがよく見えました。一番高いのは北岳ですね。
万座ハイウェーを出た後、中居屋さんでお食事をしました。寒い日でしたが、温かいお蕎麦と温かいおもてなしで、心も身体もすっかり温まりました。
今日は、群馬県嬬恋村と長野県高山村の境目にある毛無峠に行ってきました。強風が吹き荒れていましたが、快晴で遠くの山々までよく見えました。
道中はいろいろな出会いがありました。まず、自宅を出てからほどなくして、仲良しのヤマドリの夫婦に会いました(最初はキジかと思ったのですが、よく見ると違いました)。さらに、万座ハイウェーでニホンカモシカに会いました。目の前を横切った後、すたすたと崖を登っていき、いなくなったと思ったら高いところから私たちをじっと見下ろしていました。最後に毛無峠の近くで黄金色のテン(?)を見ましたが、私たちに気づくことなく、慌てた様子で藪に入っていきました。
ニホンカモシカは、こちらが気付くとたいていサッと姿を消してしまうのですが、今日はじっと立ち止まって写真を撮らせてくれました。優しい目をしていますね。孤高な雰囲気が漂い、神の使いと言われていることにも頷けます。とはいえ、私にはここに住む動物すべてが神の使いのように見えて、動物に出会える度に感動しています。
万座高原のあたりは落葉がすすみ、木々の向こうに今まで見えなかった景色が良く見えるようになりました。
(続く)
都会にいたころはお店が20時、21時まで空いているのが当たり前と思っていましたが、こちらでは15時すぎに閉まるお店やイベントが多いです。特に最近は16時を過ぎると急に暗くなるので、早めに帰路に就くのが安全です。
先日は、JR吾妻線の万座・鹿沢口でご当地キャラが集まるイベントがあり、仕事の後、ぎりぎり間に合うかなと急いで駆け付けましたが、もうイベントは終了し、片付けもほとんど終わっていました。スタッフの方に「嬬キャベちゃんに会えなくて残念です。」とお伝えしたところ、「分かりました。伝えておきますね。」とユーモアを交えて返してくださいました。
以前も何かに間に合わなかったことがあり、こちらでは「善は急げ」というポリシーで、できるだけ早い時間帯に行動することが大事なのだなあと学びました。
しかし、帰宅が早いからといって、早く寝るわけではありません。楽しかった思い出を記録したり、次の楽しみごとを探したりして、結局以前と変わらず夜更かししています。
(写真は、JR万座・鹿沢口駅)