9月14日は久しぶりの快晴でした。嶋村明先生とお友達と一緒に榛名山に行きました。車の中での先生の最初のクイズは「クサノオウは何科?」でした。ケシ科だそうで、今度は「他のケシ科と言えば?」というご質問。すぐに思いつかなかったのですが、ケマンの仲間、コマクサ、タケニグサ、ヤマブキソウは覚えておくべきとのことでした。
榛名山に着くと見たかった花が咲いていました。(それもそのはず、今回、先生が私が見たいと思っていた花が見られるところを選んで連れて行ってくださっていたのでした。)
<道路脇>
道路沿いは草刈りが終わっていて、花が見られるところが少なくなっていましたが、ここにはたくさんのカメバヒキオコシがありました。葉っぱを見て、それとすぐに分かりました。どう見ても亀にしか見えません。マルハナバチが花にぶら下がって蜜を吸う様子が見られました。










<湖の周り>
アキノウナギツカミとミゾソバの花がきれいでした。ミズオトギリは限られた時間しか咲かないので、今回は見られませんでした(念のため2回見に行きましたが…)。トネアザミがたくさん咲いていて、蝶がとまっていました。







そして、見たかった植物に出会えました。上品なえんじ色から、オオヒナノウスツボとすぐに分かりました。







<林床>
森の中にサラシナショウマの花がたくさんあり、幻想的でした。



<ゆうすげの道>
今年、何度も歩いた道ですが、一面がススキでいっぱいになっていて驚きました。その中にユウスゲ、マツムシソウなどが咲いていました。























<別の場所>
ミドリヒョウモンが交尾をしているところに、別のオスがやってきました。そのオスを追い払うように、つながったまま飛んでいきました。しばらくそのオスは追いかけていましたが、途中から見えなくなりました。





<運動場付近>

<別の場所>
トウヒレンの仲間のキクアザミを見ました。アザミやアザミに似た植物を今年はたくさん見ることができました。














この後、長野原町の藪を通って行きました。






この日見た植物で特に印象に残ったのは、シソ科の植物(カメバヒキオコシ、ヤマハッカ、ハッカ)でした。そして、湖の周りのミゾソバとアキノウナギツカミの花がとても綺麗でした。野菊は場所によって異なり、ユウガギク、シラヤマギク、シロヨメナが集まって咲いていました。お友達はユウガギクが好きで、私はシラヤマギクが好きです。ススキでいっぱいの草原、サラシナショウマがたくさん咲く林床も忘れられない風景となりました。
ああ、なんという充実した1日でしょう!八ッ場のいつものお店で美味しいうどんをいただきながら、この日の植物観察を振り返り、さらに冬に何をするのかを話しました。
そういえば、私は自分の森の植物が知りたくて「トコロジスト」になりたいと言っていたのに、今年は吾妻を超えて榛名山や菅平高原に何度も足を運ばせていただき、草原の植物の移り変わりをたくさん見ることができました。それらの草原は私にとっては留学先のようなものです。他の地域の植物を見ると改めて、地元の植物の特異性が見えてきたり、地元にも同じものがあるのではないかと期待して地元をもっと探検したくなったりするものです。今回も有難い機会をいただきました。
もうすぐ秋の花も終わりですが、終わったら、今年実際に見た花を数えるのが楽しみです。500種ぐらいになっているのではないかと思います。それまで、あともう少し記録を伸ばしておきたいです。(ナベナはどこかにないかしら?)
最後に、この日見られてラッキーだった植物:(種は見つけにくいですが、その分、見つかったら嬉しいです。)

