善光寺を後にして、松代の真田邸と真田宝物館に行きました。それぞれガイドの方が案内してくださいました。
真田邸は1864年に松代藩9代藩主の真田幸教によって建てられ、明治時代以降も私邸として使われていたお屋敷です。端正な建築と内装に感動しました。それぞれの部屋の大きさ、天井の高さがちょうどよく、いつまでもいたいと思う落ち着く空間でした。今の時代にあってもモダンに見える壁紙。お抱え絵師による襖絵。趣向を凝らした釘隠し。縁側からは手入れの行き届いた庭園を望み、その奥に借景として山々が連なっていました。
私がとても素敵だと思う空間:




庭の様子


次に真田宝物館に行きました。

歴史的に貴重な資料(豊臣秀吉の書状など)もありました。どれも興味深かったのですが、特に感動したのは絵日記でした。細かい水彩画と美しい筆文字で綴られていました。写真も鉛筆もなかった時代、豊かな心と目で季節の移り変わりの瞬間を味わい、忘れないように心をこめて記録をしていたのだと思います。それに比べると、情報があふれかえる現代は、かえって日常の価値が見えにくくなっているように思いました。また、書状にしても日記にしても、消しゴムで消すことができない(パソコンのように修正ができない)緊張感はとうてい真似できないものと思いました。
そんな風にいろいろなことを考えながら展示を見て回りましたが、他にも松代で行きそびれたところがあるので、私的な旅でもう一度来たいと思いました。
善光寺と松代での村外研修はものすごく濃い時間でした。嬬恋郷土資料館の方々に何から何まで大変お世話になり、おかげさまで楽しく貴重な学びを得ることができました。