私の森ではまだ花が一つも咲いていません。雪の下に埋もれたガンコウランが雪解けの度にぴょこんと顔を出すのですが、まだ花がついていません。そんな中、知り合いの方からフクジュソウが咲いたとか、セツブンソウが咲いたというお便りをいただいていました。フクジュソウは人里の方に下りて、観察できました。
しかし、セツブンソウはまだ見たことがなく、いつか見に行きたいけれど今年は難しいだろうと思ってあきらめていました。植物愛好会の方からの情報を見られて、嶋村先生が千曲市戸倉に見に行こうと誘ってくださいました。そこは長野県最大のセツブンソウ群生地です。
駐車場からハイキング気分で目的地へ。スギがたくさん花をつけています。

お友達がくしゅん、くしゅんと反応し始めました。


天狗の松を曲がった先に草原が広がっています。この白く見えるのは、もしかして…?そうです。すべてセツブンソウでした。




近づいてみると、ひとつひとつが宝石のようです。





先生から白い花びらのように見えるものは、ガクだということを教わりました。黄色いのが花びら、青いのが雄しべ、中央の薄紅色のが雌しべだそうです。
帰り道に、保護活動をしていらっしゃる方にお話を伺うことができました。セツブンソウは種でどんどん広がっているそうです。手作りの木酢液を使ってイノシシから守っているとのことでした。優しさのこもった群生地でした。

セツブンソウと紛れて、ときどきカタクリの葉っぱが見えました。

(続く)