自然観察会

20日、村内の林の中で自然観察会がありました。自分でも認識できた鳥は、キジ、ホトトギス、カッコウ、コゲラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、センダイムシクイ、クロツグミ、キビタキ、イカル、ホオジロ、ノジコ、サンショウクイ、トビでした。特に、キビタキが家族で移動しているのが見られました。さえずりではなく、地鳴きで雛に教えていました。

最近、私は鳥の声のCDを聴きながら「聞きなし」を覚えたり、オリジナルの「聞きなし」を作ったりしています。それで、少しずつ鳥の声が聞き分けられるようになってきました。

ただ、離れたところの鳥の写真を撮ったり双眼鏡で見たりするのは相変わらず苦手で、植物の写真ばかり撮っています。そんなわけで、今回も植物の写真を載せます。

ノイバラ
フタリシズカ
ミヤマウグイスカグラ

味見すると、甘酸っぱく美味しかったです!地元の方は「グミ」と呼んでいるそうです。

その一方でこちらは毒の「ヒョウタンボク」の実。

ヒョウタンボクの実

こちらはヘビイチゴの実。美味しくないとのこと。ヘビイチゴチンキにすると虫刺されに効くそうです。

ヘビイチゴの実

写真には上手く撮れませんでしたが、サクランボ、私の好きなチョウセンゴミシの実(まだ熟していない)もありました。食べられる、食べられないの話はここで終わりますが、まだまだ植物観察が続きます。

オオウバユリ(花が咲くと葉がなくなるから、「ウバ」と言う。)
クモキリソウ
コゴミ(クサソテツ)
ここにもオオウバユリがありました。

その他ここにはナラがたくさんありました。カケスが冬の間に隠しておいたどんぐりの種から成長して、ナラが増えるのだそうです。

ヤマグワの木もありました。蚕のエサになる木です。実がたくさんついていました。

ヒノキ(葉が薄っぺたく、裏側にY字の模様)
ノイバラ
マタタビ

この水たまりで鳥が定期的に水浴びをして過ごしていることが、葉っぱを食べた跡や糞から分かります。

湧水の水たまり
鳥がいた跡
クルマムグラ
ミヤマイボタ
クサノオウ
アケビの群生

林から出て、人里の方へ行きました。水路でセリの良い匂いをかぎました。

カワラマツバ
アマドコロ
カワトンボの仲間
オオムラサキツユクサ(園芸種)
スイカズラ
名前は分かりませんが、たくさんの実をつけています。
カエデとプロペラ状の種
カラハナソウ(野生のホップ)。高いところに花をつける。
キバネツノトンボ

今回もいろいろなことを教わりました。まだまだ初めて見るものばかりです。分かりやすく教えてくださり、大変有難いです。