植物観察会―浅間園

6月1日、嶋村明先生と浅間園の植物を観察しました。ツツジ科のこと、樹木の見分け方、浅間園の特殊な地形や数十年前の浅間園の様子のお話など、とても興味深く学ばせていただきました。この日は爽やかな良いお天気でした。

鎌原土石なだれの源と言われる柳井沼
フデリンドウ
スズラン
ミヤマニガイチゴ
サワフタギ
サラサドウダン
ウワミズザクラ(花序の下に葉がある)
ナナカマド
オオカメノキ
ミミナグサ(花弁が10枚に見えるけれど、実際は5枚)
ヒカリゴケ(いつもお世話になっているN氏に懐中電灯を当てていただきました。)
ウラジロヨウラク
左:ヤシャブシ、右:コメツツジ 左下:ガンコウラン 右下:ミネヤナギ
ズミ
アカマツの雄花(黄色いつぶつぶ)と雌花になる部分(これから先端にできる)
ツガザクラ
イワヒゲ
風穴のある「遅咲き庭園」

植生遷移の過程にあり、溶岩にもどんどん木が生えてきていますが、以前は今よりずっと溶岩が露出していたそうです。溶岩の上にツツジ科の矮性低木が見られるのは、永遠のことではないと思うと、寂しいですね。しっかり目に焼き付けておきたいと思います。