All S+V is

クイーンが大好きな生徒さんから質問がありました。
「オール ウィ ヒア イズ レディオ ガガ って、なぜareじゃなくてisなんですか?」

生徒さんにはAll we here is Radio ga ga.と聞こえたみたいです。
正しくは、All we hear is Radio ga ga.ですね。

All S+V is~. で、SがVするのは~だけだ。という意味です。
~は名詞でも、不定詞(原形不定詞)でも構いません。

それでは、この構文を使って次の文を英語にしてみましょう。(直訳調でごめんなさい。)

1. あなたが必要なのは愛だけだ。(ビートルズ)
2. クリスマスに欲しいのはあなただけだ。(マライア・キャリー)
3. 私がしたいことはちょっと楽しむことだけだ。(シェリル・クロウ)

1. All you need is love.
2. All I want for Christmas is you.
3. All I wanna do is have some fun.

歌いながら構文を覚えるのも、良いことですね。

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関係詞の前の冠詞

次の文を関係詞(where)を使って英語にしてください。

1. これは、私が生まれた町です。
2. これは、多くの人が住んでいる町です。

答えは
1. This is the town where I was born.
2. This is a town where many people live. ですね。

冠詞を比べてみてください。
1.はtheで、2.はaです。
関係詞の先行詞に必ずtheが付くと思っていらっしゃる方によく出会いますが、そんなことはありません。

1の場合、私が生まれた町が1箇所しかないからtheです。(逆にaと言われると、他にも生まれた場所があるのかしら?と思ってしまいます。)
2の場合、多くの人が住んでいる町は他にもたくさんあると考えられるのでaです。

冠詞は日本語にはないものなので、慣れるまでに時間がかかりますが、それを意識すると、さらに正確な表現ができるようになります。これからは単数・複数と、冠詞を意識してみましょう。

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関係代名詞と関係副詞

関係代名詞と関係副詞の違いについて、ご質問をいただきました。

それでは、次の文を英語にしてみましょう。

1. 京都は、私が10年前に住んでいた都市です。(liveを使って)
2. 京都は、私が10年前に訪れた都市です。(visitを使って)

関係代名詞も関係副詞も、文構造と文構造をくっつける接着剤の役割を担っていますが、
関係副詞の後ろには完全な文構造が来て、
関係代名詞の後ろには不完全な文構造(主語または目的語がない)が来ます。

逆に言えば、後ろに完全な文構造が来るのであれば関係副詞を使い、不完全な文構造が来るのであれば関係代名詞を使うということです。

今回は先行詞が都市で、場所なので、関係副詞はwhereです。

1.
liveは自動詞なので、I livedで完全な文構造ができます。関係副詞を使って、Kyoto is the city where I lived 10 years ago.と言えます。

liveをlive inとすると、inの後の目的語がない状態になるので、不完全な文構造となります。
その場合は、関係代名詞を使って、Kyoto is the city which/that I lived in 10 years ago.*
または、inを関係代名詞の前に持ってきて、Kyoto is the city in which I lived 10 years ago. となります。(in thatとは言えません。)

2.
visitが他動詞なので、関係詞の後は目的語が欠けた不完全な文構造となるため、関係副詞は使えません。
関係代名詞を使って、Kyoto is a city which/that I visited 10 years ago.* と言います。

*このwhich/thatは省略できます。

このように、関係詞を使うときは、その後の構造を意識してください。

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whenの訳し方

次の英文を日本語にしてください。

1. I liked biology when I was at school.
2. I was leaving home when the phone rang.

答えは以下の通りです。
1. 私は学生の頃、生物が好きでした。
2. 電話が鳴ったとき、私は家を出ようとしていた。/ 家を出ようとしていたら、電話が鳴った。

1.は、接続詞のwhenの節から「~するとき」と訳します。
2.も、それと同じように訳せますが、後者の訳のように、文の最初から順に訳すこともできますね。
その場合のwhenは、関係副詞で「そして、そのとき」と解釈します。

関係副詞として解釈してほしいときは、
I was leaving home, when the phone rang.とコンマを入れると分かりやすいですね。
話すときは、whenの前に少し「間」を置いてみましょう。

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