ホテルのガイドツアーで大谷地に連れて行っていただきました。モネの絵画を彷彿とさせる池です。水面には青空と紅葉が、いっそう鮮やかな色で映りこんでいました。
7月から9月が睡蓮の見頃だそうです。また、6月の満月になるとここで生まれ育ったカエルが一斉に山に帰っていくそうです。春や夏の池の様子も見てみたいです。
学びの多い、楽しい午後の散策でした。



Exploring places, nature, and a life well-lived
ホテルのガイドツアーで大谷地に連れて行っていただきました。モネの絵画を彷彿とさせる池です。水面には青空と紅葉が、いっそう鮮やかな色で映りこんでいました。
7月から9月が睡蓮の見頃だそうです。また、6月の満月になるとここで生まれ育ったカエルが一斉に山に帰っていくそうです。春や夏の池の様子も見てみたいです。
学びの多い、楽しい午後の散策でした。
先日の午後、ホテル主催ののガイドツアーで草津の森を探検しました。大谷地という池を中心に回りながら、植物のことをたくさん教えていただきました。
ゴルフ場(元はスキー場)を通って森の中に入りました。ここからは星がきれいに見えるそうです。いつか寝転がって見てみたいです。(今は寒すぎますが。)
さて、ここからは私の勉強のための覚書です。
ヤマナラシの落ち葉です。風が吹くと葉っぱ同士が擦れて音がするのは、葉柄が長くて扁平のため、横揺れしやすいからなのだそうです。
ヒノキ、サワラ、クロベ、アスナロを葉の裏の気孔帯の形で見分ける方法を教えていただきました。(ヒノキ:Y、サワラ:Hまたは蝶、クロベ:白くない、アスナロ:W)
また、モミの木が黄金比(1.1618)に従って枝が生えていることも教えていただきました。
笹はクマイザサです(葉が9枚あるからクマイザサ)。裏はふわふわの毛で水をはじきます。真ん中にある木はニシキウツギです。折れた枝の上から、中が空洞なのが見えました。ピンクと白の2色の豪華な花を咲かせるのでニシキと言うそうです。また、樹液は和紙のを漉くときの糊の原料になるそうです。
ホオノキは葉っぱも大きいですが、実も大きいです。
ツタウルシ。一番早く紅葉します。
その他、ウリハダカエデ(カエルの手のような葉っぱが特徴)も確認しました。幹が冷たかったのが印象的でした。
最後にホテルの敷地に植えられていたイチイの木です。寒さに強い木です。カモシカの好物だそうです。
続く
両親が泊まるはずだった草津温泉に、急遽泊まることになりました。1日目は湯畑を散策し、2日目は1日中仕事だったため家に帰る以外に外出せず、最終日には時間ができたので、ホテルのガイドツアーに参加しました。
朝7時から森林浴に出かけました。ホテルを出ると山々に霧がかかっていました。雨上がりで空気が澄んでいました。ひんやりした空気が心地よかったです。
ロイヤルコースという道を歩きました。ウッドチップが敷き詰められて、足に優しい道でした。紅葉がきれいでした。
森のことや植物に詳しいガイドの方にたくさんのことを教わりました。
モミの木の葉っぱの匂いを嗅ぐと良い匂いがしました。木の根元にモミの木がたくさん生えていますが、これらは数が多すぎて、結局すべて自滅してしまうそうです。
こちらはシラカバ。ダケカンバと似ていますが、シラカバには幹に「への字」があるので見分けられるそうです。
こちらはコシアブラ。白く紅葉する唯一の木だそうです。
落ち葉には、ホオノキ、ミズナラ、コナラ、ウリハダカエデ、ヤマナラシなどたくさんの種類が含まれています。
いつも落葉すると寂しいと思っていましたが、この落ち葉がやがて微生物によって分解されて森の栄養となり、その栄養分がいつか川や海に流れ込んで海までも豊かにすると教えていただき、落葉を終わりではなく、自然の営みの原点と思えるようになりました。
紅葉もとてもきれいでしたが、草木が芽吹くころも美しいそうで、その頃にもう一度歩いてみたいと思います。
落葉が進み、鳥がよく見えるようになりました。目の前の木にはアカゲラが止まっています。この前鳴いていたのと同じアカゲラでしょうか。
カラ類(ヤマガラ、コガラ、シジュウカラ)がよく遊びに来ますが、今日は初めてゴジュウカラも見かけました。ご多分に漏れず、逆さに降りてきました。
今日の浅間牧場は暖かい陽気に包まれていました。すすきの穂がふわふわと柔らかくなっていました。
昨日の大雨から一転、爽やかな青空が広がり、丘の上からは山がよく見えました。
今日は嬬恋文化祭がありました。嬬恋かるたに「さあいこう、村民参加の文化祭」と書かれてあったので、見に行ってきました。少しでも参加できてよかったです。嬬キャベちゃんのステッカーをいただいたので、早速車に貼りました。
その後、紅葉の様子を確かめるために浅間牧場に行ってみました。木を見て森を見ずと言いますが、今まさにそんな感じで、家の周りの葉っぱがどんどん茶色くなって落葉しているのは分かるのですが、森全体がどんな色になっているのかが想像できず、上から見てみたかったのです。
なるほど、こんな色になっていたのですね。ところで、眼下に見えるこの森は、チバニアン時代(約77万年前~13万年前)には湖だったそうです。説明書きによると、当時は四阿山と草津白根山は今の高さがあり、浅間山はまだ誕生していませんでした。
チバニアンという言葉から、また市原のことを懐かしく思い出しました。
(写真:目の前に見えているのは四阿山)
にゃがてん号の後は吾妻峡レールバイク「アガッタン」に乗る予定でしたが、朝の時点で雨だったため中止となりました。その分時間ができたので八ッ場ダム周辺を歩きました。次第に晴れてきて、色鮮やかな景色を見ることができました。
ダムの下にある八ッ場発電所を見学しました。一般家庭1万2000世帯分の電力を賄っているそうです。発電機と壁面にに投影されたプロジェクションマッピングで発電の仕組みを学びました。建物の中は大きな水の音でヘッドフォンを通さなければ何も聞こえない状態でしたが、ダムの放流時はその10倍の音だというので驚きました。穏やかな水面からは想像できないようなお仕事をされていたのですね。
見学の後は、アガッタンの線路を横目にしながら、吾妻峡の新蓬莱を見に行きました。エメラルドグリーンの川が流れていました。
この展望台から(写真左)、お友達とそれぞれの人生を振り返り、そしてこれからの夢を語り合いました。自然と歴史ににたくさん触れて、驚きと発見に満ちた楽しい人生にしたいです。
笑いがいっぱいの楽しい遠足となりました。今度こそアガッタンに乗れますように。二人で自転車を漕いでいるとさらに笑いが止まらなくなるのが想像でき、今からとても楽しみです。
お友達に誘っていただき、以前からずっと気になっていた水陸両用バスの「にゃがてん号」に乗りました。席を決めるときは、一番前の一番びしょ濡れになる席を選びました。もちろん、全身カッパずくめの上です。
湖の駅丸岩というところから出発しました。
バスは爽快に(豪快に)水しぶきを上げて湖に入りました。いったん濡れてしまうと、途中から雨が降ってきてもまったく気になりませんでした。ガイドの方の説明のおかげで、八ッ場あがつま湖について学ぶことができました。
夏には洪水に備えてダムから放流をするため、水面がこのときより25mほど水位が低く、この湖に沈んでいる鉄道の跡や道路のガードレールも見えるそうです。
にゃがてん号に乗らなければ見えない景色を見ることができました。そして、湖の下に人々が暮らす町があったこと、美しい谷があったことを知ることができました。
昼食を食べてから、新しい温泉街を見に行きました。川原湯温泉は源頼朝が発見したと言われる温泉です。お友達にも良いお湯だと勧めていただき、いつか行ってみたいと思います。
週末、鹿沢園地で行われたほくほくマルシェに行ってきました。車を止めてから、落ち葉をざくざく踏んで歩いて会場に向かいました。
ハロウィンパーティーも兼ねていて、いろいろなところにおばけかぼちゃがありました。これらのかぼちゃも地元で採れたものだそうです。
バイオリン、アコーディオン、太鼓の生演奏が聞こえてきて、穏やかで楽しいパーティーでした。ところどころに休憩できるところがあり、木々を見ながらゆったりとした時間を過ごすことができました。北軽井沢で採れたハチミツを買ったり、フードトラックでランチを買って食べたり、地元で採れたお芋を食べてお話を聞いたり、機織りや染物のお話も聞いたりしました。偶然知っている方にもお会いできました。
紅葉もちょうど見頃で、色鮮やかな秋の思い出ができました。
最低気温が氷点下になる日も出てきて、私も冬支度を始めました。
FF暖房をつけることが多くなりました。足元から冷えてくるので、床にはタイルカーペットを敷きました。外で雪遊びができるように、スキーウェアも揃えました。準備をすればするほど、冬が楽しみです。
写真は、つまごいパノラマライン南ルートからの風景です。ほとんどの畑でキャベツの収穫が終わっています。これから雪が降って、5月の連休頃に浅間山に積もった雪が溶けて逆さ馬が見えるようになった頃に再び栽培が始まります。長い長い冬の始まりです。
小串鉱山は、1929年から1971年まで稼働し、日本で2番目に大きな硫黄鉱山だったそうです。毛無峠には、当時硫黄や生活物資を運ぶのに使われていた策道の鉄塔が残っています。1937年の山津波という悲劇を経ても、世界恐慌から高度経済成長期まで日本の産業の発展を支えた場所だったと思うと感慨深いです。
下方に鉱山の跡が見えます。最盛期には2000人を超える方々が住んでいたと言われています。かつては「黄色いダイヤ」と言われた貴重な硫黄でしたが、石油からの脱硫技術の発達により硫黄採掘の需要がなくなり閉山となりました。
毛無峠と言われるように、ここには高い木が生えていませんが、ガンコウランが育ち、たくさん実をつけています。
鉄塔のところまで登ると、遠くまで見渡せます。光を受けてエメラルドグリーンに輝くコケモモが特に印象に残りました。
毛無峠にある看板から360度見渡してみました。
こうして1周して、コケモモの群生へと戻ってきました。360度、どの角度から見ても経験したことのない、異次元空間のように思えました。また、峠の両側から上昇気流に乗って強風が吹き上げてくるため、最初は立っているのも息を吸うのもやっとでした。しかし、どなたかのラジコン・グライダーがこの上昇気流に乗って大空をのびやかに舞う姿を見ているうちに、明るい気持ちになりました。
すぐに風には慣れましたが、寒さには耐えられず、少しだけ小串鉱山索道跡を登ってから帰りました。(帰りは万座温泉で温まりました。)
破風岳に登ると、北アルプスまで見渡せてさらに景色が広がるそうです。今度来たときには登ってみたいです。
(続く)