トコロジストに憧れて

野鳥の会でお世話になっている方から「トコロジスト」という言葉を教わり、「トコロジスト」(日本野鳥の会)の本を買って読みました。トコロジストとは、「その場所の専門家」のことで、そこに生きる生物、地形、歴史などあらゆることに詳しい人のことです。

11月頃、この本を読みながら私が今、一番目指しているのはこれだ!と心がときめきました。しかし、今の私にはあまりにも分からないことが多く、学んでも学んでも次々と疑問が湧いてきます。トコロジストになるには、残りの人生をすべてかけても難しいかもしれない。それでも、毎日少しずつ新しいことを見つけて学んでいきたいと思っています。私の専門としたい地域は、私の住む森です。歩ける範囲だけでも、石、コケ類、キノコ、シダ、高山植物、針葉樹、広葉樹、野鳥、動物(キツネ、タヌキ、リス、テン、クマなど)がたくさんあり、一つ一つ確認していくのも大変な作業です。

本から学べることは限られていますが、幸い自然に詳しい方がいらっしゃって、似た環境での観察会や勉強会で教えていただいては、自分の森に帰って同じものを探すという作業を地道に繰り返しています。

写真は、お正月に万座川で撮影した写真です。どうしてこんな地形になったのか興味が湧いていきましたが、私の住む森ではないのでいったん保留します。ただ、何万年もさかのぼると、何かにつながってくるかもしれないので、やはり、トコロジストとしては知っておく必要がありますね!(まだなっていませんが…。)

この地層がどうしてできたのか、知りたいです。
テトラポッドの大きさから、崖の大きさを想像してみてくださいね。

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初詣

元日は仕事の合間を縫って、初詣に行きました。樹齢1100年以上とも言われるさかさ杉のある熊野神社です。見上げると35メートル以上あり(高すぎて先端が見えないのですが)、力強く枝を伸ばし、いつ見ても感動します。元日も勇気と力をたくさんいただくことができました。

神社に登る雪道に、たくさんの動物の足跡がついていました。この木がこの村の人だけでなく、動物も植物も、皆を見守ってくださっているのだなあとしみじみ思いました。

お参りのとき、村の人たちと同じように、私も美しい自然を大事にできるよう自然のことを学び、行動ができますようにと、お祈りしました。それが私の今年からの人生のテーマです。

神殿につながる階段。夏はコケが美しいですが、冬は雪に覆われています。
梵字岩
さかさ杉を見上げたところ

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新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今日は、浅間牧場に初日の出を見に行きました。少し寒かったですが(―7℃)、風がなく、快晴でした。日の出を待つ間、空がだんだんと明るくなり、浅間山がきれいなピンクから紫色に染まっていきました。太陽が山の間から太陽の形が見えたとき、とても有難い気持ちになりました。それと同時に、冷たかった空気がじわっと温められたのが分かりました。太陽の偉大さに感動しました。

それから丘を降りて、少し散歩しました。ヒガラが「つめてぇ、つめてぇ、つめてぇ、つめてぇ」(聞きなしです。)と鳴いていました。動物の足跡を探すと、キツネ、ウサギの他、いろいろな動物の足跡が見つかりました。何の動物だったか、これから調べます。

今年は、たくさん自然について勉強したいと思います。探検と勉強で忙しくなりそうです。

浅間山
雲と四阿山
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動物の足跡

雪が積もった翌朝は、動物の足跡がたくさん見つかります。キツネ、タヌキ、リス、テンなどの足跡です。足跡を辿ると、どこからどこへ向かっているのかが分かります。まっすぐ歩いたり、うろうろしたり、歩く速度を変えたりしているようです。

雪が薄いところでは足跡がくっきりと残っています。同じ道を時間差で違う動物が歩くため、天敵の足跡が横に並んでいることがあります。

まっすぐモデル歩きのキツネ
キツネ(指が上下に2つずつ分かれていて、縦長です。)
左はキツネ、小さいのはリス。同時に歩いていなくてよかったです。
タヌキ(ジグザグ歩きで、足を引きずって歩いています。)
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鳥の混群

餌台に鳥が集まるようになりました。ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、コガラのグループです。少し前はシジュウカラはヤマガラに遠慮して、一緒に餌台に乗ることはしなかったのですが、今は一緒です。コガラはまだ少し遠慮がちで、他の皆がいないときに餌台に乗ります。餌台にいるのは一瞬のことで、皆それぞれ、餌を咥えて飛んでいき、近くの木で食べたり貯食したりしています。

寒い冬を乗り切るために、皆で相談し合って行動しているのが分かります。生物種を超えてコミュニケーションを取り合って、身を守っています。私もだんだん鳥語が分かってきました。ヤマガラが「ニーニーニー」と言ったら、少したってから他の鳥たちも集まってきます。誰かが「チッチッチ」と言っているときは、他の鳥もすでに、近くにいます。私が窓の近くで動くとシジュウカラは一目散に離れていきます。「人間いたね~、危なかったわ~」と言っているようです。そこでヤマガラがどれどれ?とやってきて、「大丈夫だったよ」と伝えています。

シジュウカラ(オス)太いネクタイが特徴です。
ゴジュウカラ
ヤマガラとシジュウカラ
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クリスマスの飾り

先週、嬬恋ガーデンサポーターズの方たちのクリスマスリース作りに参加させていただきました。嬬恋ガーデン等で採れた材料(枝、葉っぱ、松ぼっくり等)で星形のリースを作りました。私はセンスがなくて、上手な方にヒントをいただいたり、一部作っていただいたりして助けていただきました。他にもたくさんの方に親切にしていただき、クリスマスの良い思い出ができました。

その他、家のクリスマスツリーにも松ぼっくりを飾りました。

皆様、素敵なクリスマスをお過ごしください。

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雪景色

雪が降った後、家の周りを散歩しました。パウダースノーで、まるで片栗粉の上を歩いているかのようでした。雪景色があまりにもきれいだったので、寒さも時間も忘れていましたが、家の前で雪だるまを作ろうと立ち止まると、急に寒く感じました。(それもそのはず、気温はマイナス7度ぐらいでした。)

雪だるまを作ろうにも、雪には水分がないので固まらず、力を込めると崩れてしまいます。家に持ち帰り、水道水を使ってくっつけて、落ちていたヤシャブシの枝と松ボックリで仕上げました。(次の朝には、バラバラに崩壊してしまいました。)

ここにあったコケモモ、アサマブドウやコケ類が雪に埋まってしまいました。
シャクナゲは完全に冬モードに入ってしまいました。
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寒冷地の冬

久しぶりのブログです。あれから、雪が何回か降って積もり、家の周りは真っ白な世界が広がっています。今日は佐久に新しくできたモンベルに軽アイゼンを買いに行きました。お店に行くと、いろいろなアドバイスがいただけるので有難いです。これで、もう少し雪が降っても散歩ができます。

家に帰ってパソコンの電源を入れると、冷えすぎという警告が出ましたが、暖房をつけるとすぐに調子が戻りました。

さて下記は少し前の日記です。


雪に備えてスキー用の靴下と、スキー用手袋と、偏光レンズメガネを買いました。軽井沢や上田に行って揃えました。ここまで準備したのだから、いつでも雪は歓迎です。(注:そう思っていたのですが、アイゼンが必要でした。)

気温が安定して低くなり、先月からスイッチを入れていた水道凍結防止ヒーター(サーモスタット付き)がようやく稼働し始めました。蛇口をひねったときは熱いお湯がでてきますが、しばらくすると氷水のように冷たい水になります。暖かい時期は洗濯機用の水栓からお湯も出せるようになっているのが不思議だったのですが、冬になってその必要性が分かりました。でも私は意外にその冷たい水が好きです。昔の人が使っていた水と同じだと思うからです。

またいくら水道管を温めても、室内のどこかで氷点下になってしまうと水分のあるものが凍り出すので、温度管理に気を付けたいと思います。(注:パソコンの冷えにも注意です。)

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アドベント

我が家では11月末にクリスマスツリーやリースの飾りつけをしました。お世話になっている方から紅茶の入ったアドベントカレンダーをプレゼントしていただいいて、毎日楽しみにカレンダーをめくっています。

その他には、粉雪が降ったり、近くに見える浅間山に雪がどんどん積もって真っ白になったりというような変化をじっくり味わうのが、クリスマスまでの楽しみのように感じています。

軽井沢に行くと、いろいろなところでクリスマスの飾り付けがきれいに施されていました。特に、今日立ち寄ったハルニレテラスのイルミネーションは、真っ暗な夜空を背に、電球色の暖かい光がこぼれているのが印象に残りました。

赤と緑の色遣いは、暖かくてほっとします。
ヤドリギ風の装飾
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冬の始まり

週末から最高気温も氷点下となり、本格的な冬が始まりました。雪も降って、ところどころに積もっています。いつも餌台に来る鳥たちが数日来なかったので、心配していました。寒くて、体力を温存していたのかもしれません。

他の広葉樹がすべて落葉した後でも堂々としていたシャクナゲの葉っぱが、突然筒のように細くなって垂れていました。森の中では、皆、厳しい冬を耐える準備をしています。

私は断熱とFF式灯油ストーブのおかげで、家の中では暖かく暮らしていますが、ときどき外に出て冬の冷たさを感じるようにしています。冬は冬らしく自然を感じたいからです。毛糸の帽子とスキーウェアとスノーブーツがあれば大丈夫です。(先日、雪でも眩しくないように偏光メガネも買いました。まだそこまで降っていませんが。)

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満天の星

冬になって良いことは、星がますますきれいに見えることです。今の時期は晴天率が高く、ほぼ毎日星が出ています。もうすぐふたご座流星群ですが、もうそろそろ流れ星が見える頃かなと思い、先程(真夜中)、開けたところに見に行ってきました。寒かったので長い間は見ていませんが、2つ見えました。

私はシリウスの青い光が瞬いているのを見るのが好きです。すばるも好きです。双眼鏡で観ると1つ1つの星がくっきりと見えます。私の好きな清少納言も好きだったというので、なおいっそう親しみが湧きます。

残念ながら星空の写真を撮るのは苦手ですので、お昼間の浅間山の写真を載せますね。(12/2撮影)

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12月の目標

12月になりました。浅間山に雪が積もっています。最近、水鳥について勉強しているので、近くの池に水鳥の様子を見に行きました。

1日は大学の先輩がマラソンに出て目標を達成されたお話を聞いて、勇気をいただきました。私は速く走ることはできませんが、山に登っても疲れにくい身体になりたいと思っています。秋に何度か登山をしてから、もっといろんなところに登ってみたいと思うようになりました。マラソンのように、日頃のトレーニングが大事だと思い、できるだけたくさん上り坂を歩きたいと思います。

それから今月は、今年勉強したことを振り返り、まとめていこうと思います。溶岩樹型の見学、遺跡の見学、コケの学習会のことなど、まだブログに書いていないこともたくさんあります。貴重な学びと感動を記録しておきたいと思います。

写真は12/1撮影

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