鳥の観察会⑤:カワウとカラス

沼の周りにはたくさんのカワウがいました。沼を泳いだり、田んぼと沼を行き来したり、干潟で羽を休めたりしていました。カワウは、目が緑色です。望遠鏡で見せていただきました。

黒い鳥ではカラスもいます。沼の干潟ではミヤマガラス(冬鳥)がよく見えました。ミヤマガラスは嘴が白いのが特徴です。上の写真の奥に写っている背の高いのがカワウ、手前に写っているのがミヤマガラスです。奥の白い鳥はセグロカモメです。

田んぼにはハシボソガラスがたくさんいました。

ハシボソガラスとオナガガモの集団

田んぼでは、カラスやオナガガモが落穂拾いをし、ヒバリがピーチク・パーチク鳴いていました。どこまでも広がる田園風景を見て、千葉で見ていた風景を思い出しました。

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鳥の観察会④:カモ、オオバン、カイツブリ

上の写真に写っているのはオオハクチョウ、コハクチョウ、オナガガモです。他にも水鳥がたくさんいました。

奥からオオバン、カイツブリ、マガモ3羽(オス、オス、メス)
ヨシガモ(右下の大きいカモ)とヒドリガモ
オオバン、マガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、マガモ、真ん中の小さいのがキンクロハジロ
お昼寝中のヒドリガモとオナガガモ
列をなして歩くカルガモ
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鳥の観察会③:ハクチョウ

オオハクチョウがいました。灰色がかった幼鳥もいました。コーコーという鳴き声が響いていました。

人慣れしているのか、人が近づいても何羽かがゆったりと日向ぼっこをしていました。

違うところにはコハクチョウもいました。

コハクチョウ

こちらの沼は、干潟やヨシ原などいろいろな変化に富む地形をしていて、鳥にとって過ごしやすそうです。沼を管理をされている方々の愛が伝わってきます。

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鳥の観察会②:コサギとダイサギ

沼に着いた時、コサギが目の前を優雅に飛んで行き、また舞い戻って来ました。写真のコサギは、魚をくわえています。コサギの特徴は、冬でも嘴が黒いことと、足の先だけ黄色いことです。

ダイサギもいました。ダイサギは冬は嘴が黄色く、足の先も黒いのが特徴です。

ダイサギ

他に、アオサギもいました。

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鳥の観察会①:カワセミ

先週野鳥の会で、ある沼に行って撮影した鳥の写真とともに、教わったことを書き留めておきたいと思います。どの沼かは、ある程度時間が経ってからお伝えします。

まずはカワセミ。赤城おろしが吹く中で、風に飛ばされないようにボートの隙間で風をよけてじっと止まっていました。ヨシ原にもカワセミがいました。下の嘴が黒いのがオス、オレンジ色の部分があるのがメスです。(写真では分かりにくいですが。)飛ぶ宝石と言われているように、エメラルドグリーンがとてもきれいに輝いて見えました。

カワセミは土手の側面から穴を掘って巣を作ります。コンクリートの護岸だけだと作りにくくなってしまいます。この沼のように、自然河岸がずっと残されるといいなと願っています。

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鳥日記

最近、私の住む森ではヒガラ、シジュウカラのさえずりがますますよく聞こえるようになり、緑色の鳥が目立つようになりました。

カワラヒワは、集団で相変わらず木の上に止まったり、雪の上を歩いたりしています。「ジュイーン、チリチリチリ」という声も聞こえます。(写真はカワラヒワ。家の窓から撮影。)

今日は10羽以上のマヒワが集まってヤシャブシの実をつっついていました。

マヒワ(オス)
マヒワ(メス)

緑ではないですが、単独で雪の上を歩いたり木を登ったりするエナガもいました。普段は、ツリュリュと鳴いています。

エナガ

キツツキがドラミングする音も聞こえました。森がどんどんにぎやかになっています。

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雪道運転講習

今日は、雪道運転講習でした。私は雪道には慣れてきましたが、アイスバーンには慣れていないので、この講習を楽しみにしていました。

講師はラリードライバーの黒岩満好選手です。チェーンの付け方、さまざまな状況での運転の仕方、村の危ない場所を座学で学びました。雪がタイヤの1/3ぐらいになったときは車を運転しないこと、交差点の前はアイスバーンで滑りやすいのでずっと前から減速して手前で止まることなどを教えていただきました。

それから整備された駐車場(圧雪)で練習しました。アクセルを全開にしてから急ブレーキを踏んだり、ラリー風にスラロームで運転したり、道路ではできないことをしてみました。仕上げにラリーカーの助手席に乗せていただき(自己責任で)、Gがかかる爆速を体験しました!座席が低いため青空しか見えませんでしたが、左右に振られる動きがすごすぎて、楽しくて、笑いが止まりませんでした。貴重な経験をさせていただきました。最後に皆でランチをいただいて解散となりました。村のスタッフの方々は皆様親切で、楽しい時間を過ごすことができました。

ラリーカー体験がすごすぎたので、それに比べたら普通の雪道運転は何とかなりそうという気がしてきました。アイスバーンでも、座学で教わった通り、ゆっくり慎重に運転したいと思います。

当日の家の前のアイスバーン。日中に溶けた雪が夜には凍ってしまいます。
キャベツ号、かっこいいです!

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33年ぶりのスキー

お世話になっているレストランで、たまたま家から車ですぐのところにスキー場があると聞いて、33年ぶりにスキーに行ってきました。まず、初心者レッスンを1時間半受講して、だんだん感覚を思い出してきました。それから夕方まで滑りました。調子に乗って少し急なコースに行ったら止まれなくなり怖かったです。さらにジェットチュービングにも挑戦しました。こちらも怖かったです。

主人は生まれて初めてのスキーでしたが、若い頃スピードスケートをしていたので、バランスを取るコツが分かりメキメキ上達していました。今は私は「ハの字」専門ですが、いつかパラレルターンができるように練習したいです。YouTubeで研究中です。

年齢と関係なく、新しいことに挑戦する勇気が自分にもあることが分かって嬉しかったです。

四阿山を見ながら
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鳥の観察会(1月の振り返り)

1月20日は、鎌原中原地区で観察しました。雪にたくさんの動物の足跡があり、下ばかり向いていましたが、ときどき鳥を望遠鏡で見せていただいて、コゲラ、アカゲラなどの鳥も確認できました。チチッやチッというホオジロやカシラダカの声も聞こえました。

1月1日に気になった地層について詳しい方にお聞きしたら、古嬬恋湖時代の古い地層だと教えてくださいました。またこの地域の自然について知るには、事務所にある本を読むとよいと教えてくださいました。

藤の実がどのようにはじけて飛んでいくかも教えてくださいました。ねじれた鞘が竹トンボのように遠くに飛んでいきます。また、ウバユリの実をつついて、種を飛ばしてみました。

ウスタビガの繭(抜け殻)も見つけました。家に帰ってから成虫の写真を見てみると、なんと可愛いのでしょう!

鳥だけでなく動物も植物も虫も、何もかもが興味深いです。


雪の上に足跡がたくさん残っています。

これは蹄と副蹄があるので、イノシシだと思います。

これは指が長いからアライグマ?

左はヤマドリの足跡、右は形が崩れてしまっていますが、ウサギかなと思います。

どうしても矢印に見えてしまって、左から右に目で追ってしまいますが、ヤマドリは反対方向を歩いているはずです。

これは、レンジャクの糞だと思います。

藤の実がぶらさがっています。枝のように見えるのは藤のつるです。

藤の実の鞘は、弾けるとくるくると回転して飛んでいきます。

ウバユリの種はニンニクチップのような形をしていて、ひらひらと飛んでいきます。

ウスタビガの繭(抜け殻)です。

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鳥の観察会(12月の振り返り)

明日野鳥の観察会があるので、今までに学んだことを復習しておきます。

12月20日は鎌原陣場地区(看板によると、戦国時代に真田・武田家にまつわる戦に関係した地なのでそう呼ばれるそうです)で観察をしました。私が見て確認できたのは、トビ、アカゲラ、スズメ、ホオジロ、ハクセキレイ。ガビチョウの美しい声も聞こえてきました。その他、珍しい鳥もいました。

ガビチョウは昔は海外から輸入されたペットだったものが、声が大きいので野に放たれて増えていったそうです。ときどき森の中で極端に音程の幅が大きい鳥の声がしていて、気になっていたのですが、ガビチョウだったのかもしれません。

ハクセキレイはアスファルトの上で見たことがありますが、田んぼの中で初めてみることができました。会の方が「あれは、ハクだね。」と呼んでいらっしゃいました。私も、そんな風に略して言ってみたいです。

トビの見分け方も教えていただきました。飛んでいるときに尾が三味線のバチの形になっているのが特徴です。


恒例の(?)味見タイム。マメガキを試食してみました。こんなに鈴生りに実がついているのに、鳥が食べないのはなぜでしょう?食べて分かりました。色も黒ずみ干し柿のようになっていてもなお、舌がしびれるほど渋かったです!

こちらは、「金石」と呼ばれる大きな石。浅間押しで流されたものですが、成分は他の石とは異なっているようです。

こちらの石は「ホタル石」。ホタルが生息しているからそう名付けられたそうです。この石を中心に、東は小浅間山、前掛山、黒斑山、高峰、水ノ塔山、籠ノ登山、湯ノ丸、角間山、鍋蓋山、鳥居峠、西は四阿山、浦倉山、土鍋山、破風岳、御飯岳、東は鼻曲山、氷妻山、浅間隠山、菅峰、北は本白根山、八間山、白砂山、王城山がぐるりと見渡せます。(早く見分けられるようになりたいです。)

ここで栽培されている鎌原米は本当に美味しいです。美しい景色に癒されました。

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雪の結晶

マイナス10度以下で雪が降るとき、きれいな結晶の形のまま降りてきます。服や車の窓にも結晶がたくさんつきます。

こちらは木製の手すりについたもの。ルーペで見るときれいに見えますですが、ルーペを通して写真を撮るとピントが合わないのが残念です。今回はできるだけ接近して撮影しました。

山のガイドをされている方が、雪の結晶を観察して雪崩を予知されているとおっしゃっていました。奥が深いです。

結晶がいっぱい
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動物のこと

今朝、家の向かいで鹿を見ました。後ろを向いていましたが、じっと見ているとこちらを振り返って写真を撮らせてくれました。神様のお使いと言われる鹿ですが、ちょうど朝日が差しこんでいるときで、なお一層神々しく見えました。

一昨日は、地上から6mほどのところにあるバルコニーに、かわいい足跡が見つかりました(写真)。高いところなので、モモンガかリスかどちらか分からなかったのですが、地面にも同じ足跡があったのでリスだと分かりました。鳥の餌用に置いていたヒマワリの種を食べていたようです。壁を上がってくるとき怪我をしなかったか心配になりました。

リスの足跡

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