鳥の混群

餌台に鳥が集まるようになりました。ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、コガラのグループです。少し前はシジュウカラはヤマガラに遠慮して、一緒に餌台に乗ることはしなかったのですが、今は一緒です。コガラはまだ少し遠慮がちで、他の皆がいないときに餌台に乗ります。餌台にいるのは一瞬のことで、皆それぞれ、餌を咥えて飛んでいき、近くの木で食べたり貯食したりしています。

寒い冬を乗り切るために、皆で相談し合って行動しているのが分かります。生物種を超えてコミュニケーションを取り合って、身を守っています。私もだんだん鳥語が分かってきました。ヤマガラが「ニーニーニー」と言ったら、少したってから他の鳥たちも集まってきます。誰かが「チッチッチ」と言っているときは、他の鳥もすでに、近くにいます。私が窓の近くで動くとシジュウカラは一目散に離れていきます。「人間いたね~、危なかったわ~」と言っているようです。そこでヤマガラがどれどれ?とやってきて、「大丈夫だったよ」と伝えています。

シジュウカラ(オス)太いネクタイが特徴です。
ゴジュウカラ
ヤマガラとシジュウカラ
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クリスマスの飾り

先週、嬬恋ガーデンサポーターズの方たちのクリスマスリース作りに参加させていただきました。嬬恋ガーデン等で採れた材料(枝、葉っぱ、松ぼっくり等)で星形のリースを作りました。私はセンスがなくて、上手な方にヒントをいただいたり、一部作っていただいたりして助けていただきました。他にもたくさんの方に親切にしていただき、クリスマスの良い思い出ができました。

その他、家のクリスマスツリーにも松ぼっくりを飾りました。

皆様、素敵なクリスマスをお過ごしください。

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雪景色

雪が降った後、家の周りを散歩しました。パウダースノーで、まるで片栗粉の上を歩いているかのようでした。雪景色があまりにもきれいだったので、寒さも時間も忘れていましたが、家の前で雪だるまを作ろうと立ち止まると、急に寒く感じました。(それもそのはず、気温はマイナス7度ぐらいでした。)

雪だるまを作ろうにも、雪には水分がないので固まらず、力を込めると崩れてしまいます。家に持ち帰り、水道水を使ってくっつけて、落ちていたヤシャブシの枝と松ボックリで仕上げました。(次の朝には、バラバラに崩壊してしまいました。)

ここにあったコケモモ、アサマブドウやコケ類が雪に埋まってしまいました。
シャクナゲは完全に冬モードに入ってしまいました。
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寒冷地の冬

久しぶりのブログです。あれから、雪が何回か降って積もり、家の周りは真っ白な世界が広がっています。今日は佐久に新しくできたモンベルに軽アイゼンを買いに行きました。お店に行くと、いろいろなアドバイスがいただけるので有難いです。これで、もう少し雪が降っても散歩ができます。

家に帰ってパソコンの電源を入れると、冷えすぎという警告が出ましたが、暖房をつけるとすぐに調子が戻りました。

さて下記は少し前の日記です。


雪に備えてスキー用の靴下と、スキー用手袋と、偏光レンズメガネを買いました。軽井沢や上田に行って揃えました。ここまで準備したのだから、いつでも雪は歓迎です。(注:そう思っていたのですが、アイゼンが必要でした。)

気温が安定して低くなり、先月からスイッチを入れていた水道凍結防止ヒーター(サーモスタット付き)がようやく稼働し始めました。蛇口をひねったときは熱いお湯がでてきますが、しばらくすると氷水のように冷たい水になります。暖かい時期は洗濯機用の水栓からお湯も出せるようになっているのが不思議だったのですが、冬になってその必要性が分かりました。でも私は意外にその冷たい水が好きです。昔の人が使っていた水と同じだと思うからです。

またいくら水道管を温めても、室内のどこかで氷点下になってしまうと水分のあるものが凍り出すので、温度管理に気を付けたいと思います。(注:パソコンの冷えにも注意です。)

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アドベント

我が家では11月末にクリスマスツリーやリースの飾りつけをしました。お世話になっている方から紅茶の入ったアドベントカレンダーをプレゼントしていただいいて、毎日楽しみにカレンダーをめくっています。

その他には、粉雪が降ったり、近くに見える浅間山に雪がどんどん積もって真っ白になったりというような変化をじっくり味わうのが、クリスマスまでの楽しみのように感じています。

軽井沢に行くと、いろいろなところでクリスマスの飾り付けがきれいに施されていました。特に、今日立ち寄ったハルニレテラスのイルミネーションは、真っ暗な夜空を背に、電球色の暖かい光がこぼれているのが印象に残りました。

赤と緑の色遣いは、暖かくてほっとします。
ヤドリギ風の装飾
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冬の始まり

週末から最高気温も氷点下となり、本格的な冬が始まりました。雪も降って、ところどころに積もっています。いつも餌台に来る鳥たちが数日来なかったので、心配していました。寒くて、体力を温存していたのかもしれません。

他の広葉樹がすべて落葉した後でも堂々としていたシャクナゲの葉っぱが、突然筒のように細くなって垂れていました。森の中では、皆、厳しい冬を耐える準備をしています。

私は断熱とFF式灯油ストーブのおかげで、家の中では暖かく暮らしていますが、ときどき外に出て冬の冷たさを感じるようにしています。冬は冬らしく自然を感じたいからです。毛糸の帽子とスキーウェアとスノーブーツがあれば大丈夫です。(先日、雪でも眩しくないように偏光メガネも買いました。まだそこまで降っていませんが。)

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満天の星

冬になって良いことは、星がますますきれいに見えることです。今の時期は晴天率が高く、ほぼ毎日星が出ています。もうすぐふたご座流星群ですが、もうそろそろ流れ星が見える頃かなと思い、先程(真夜中)、開けたところに見に行ってきました。寒かったので長い間は見ていませんが、2つ見えました。

私はシリウスの青い光が瞬いているのを見るのが好きです。すばるも好きです。双眼鏡で観ると1つ1つの星がくっきりと見えます。私の好きな清少納言も好きだったというので、なおいっそう親しみが湧きます。

残念ながら星空の写真を撮るのは苦手ですので、お昼間の浅間山の写真を載せますね。(12/2撮影)

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12月の目標

12月になりました。浅間山に雪が積もっています。最近、水鳥について勉強しているので、近くの池に水鳥の様子を見に行きました。

1日は大学の先輩がマラソンに出て目標を達成されたお話を聞いて、勇気をいただきました。私は速く走ることはできませんが、山に登っても疲れにくい身体になりたいと思っています。秋に何度か登山をしてから、もっといろんなところに登ってみたいと思うようになりました。マラソンのように、日頃のトレーニングが大事だと思い、できるだけたくさん上り坂を歩きたいと思います。

それから今月は、今年勉強したことを振り返り、まとめていこうと思います。溶岩樹型の見学、遺跡の見学、コケの学習会のことなど、まだブログに書いていないこともたくさんあります。貴重な学びと感動を記録しておきたいと思います。

写真は12/1撮影

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雪の浅間園―見晴台~入口

再び鬼のヒミツ道を通ってセンターに戻りました。シャクナゲも雪を被っていました。途中から雪雲が去っていき、青空が見え始めました。

シャクナゲの葉っぱが上手に雪を支えています。
ダケカンバ
日が差してきました。
枝が真っ白です。
花のように見える雪

散歩が終わる頃、真っ白な世界に、ツルウメモドキの黄色と赤の実(赤いのは種だそう)が目を引きました。最初にここを通ったときにまったく気づかなかったのは、下ばかり向いて歩いていたからでしょう(コケが気になってしまって)。

ツルウメモドキ
ツルウメモドキ、ヤドリギ、シラカバ

雪の浅間園はあまりにもきれいで、心が洗われるようでした。この地域には冬が一番好きとおっしゃる方が多くいらっしゃいますが、どんなに寒くても私もきっとそう言うと思います。雪がたくさん積もる1月、2月には雪遊びをする計画も立てています。

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雪の浅間園ー入口から鬼のヒミツ道

今日は浅間園に出かけました。雪が降ってきたかと思うとどんどん積もりだして、とてもきれいな雪景色になりました。雪の上を歩くのが楽しくて時間を忘れて外にいたのですが、ビジターセンターのスタッフの方が、帰りが遅いので心配して様子を見に来てくださっていたそうです。建物に戻ってくると、寒かったでしょう、とストーブを焚いてくださいました。御親切に有難うございます。今年は明日で閉園ですが、また雪解けした春から何度も通って自然のことを勉強したいです。

たくさん写真を撮ったので、3回に分けて載せます。

コケの観察会に参加してから、視線がどうしても下の方に行ってしまいます…。

シラカバとヤドリギ
雪の薄化粧
スギゴケが寒そうにしています。
「コケ半島」と名付けられた場所
こちらはガンコウラン
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吾妻峡散策―鹿飛橋~ふれあい大橋

鹿飛橋からは元の道に戻らず、山の道を通って進むことにしました。誰にも出会わないので少し不安になりつつ、落ち葉をざくざくと踏みながらまっすぐ進むと、開けたところに出てきました。大きな屏風岩が見え、少し下って猿橋に行きました。

落ち葉をざくざく踏みながら歩きました。
屏風岩
猿橋(片方の岸の岩盤に穴をあけて刎ね木を差し込んで支えにした、片刎(かたはね)橋)
猿橋からの眺め
滝も見えます。

八丁暗がりのコースを終えてから、今度はお蕎麦屋さんを目指して歩きました。途中で可愛い雑草にも出会いました。ハキダメギクは、牧野富太郎先生が命名されたとのことですが、掃き溜めで発見されたからだそうです。花びらが清らかで可愛らしいので、「掃き溜めに鶴」という言葉のように可憐に咲いていたのだろうと想像してみました。

そして、ついに黄色い葉っぱの謎が解けました。お友達が実を見て「藤」だと確信されました。よく見ると、葉っぱは木に絡まったつるから出ていました。絡まれた木は弱弱しく、少しだけ本来の葉っぱをつけていました。

ハキダメギク
コセンダングサ(くっつき虫になる)

謎解きが終わった頃、もみぢ茶屋というお蕎麦屋さんに入りました。親切なお店で、新そばを美味しくいただきました。そこからまたふれあい大橋まで歩いて、散策を終えました。

木々が朝とは違った色に見えました。

とても楽しい散策コースでした。お友達のガイドのおかげで、見どころと絶景ポイントがしっかり押さえられました。また前回は、雨でアガッタンが中止になってしまったのですが、今回はアガッタンにも乗れて、最後までお天気に恵まれてよかったです。(家に帰ると、急に寒くなり、氷雪が降っていました。)

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