榛名神社と榛名湖

最近、「上毛かるた」をすべて覚えて、群馬のさまざまな名所にますます興味を持つようになりました。そんなときに、お友達と一緒に、A先生に「登る榛名のキャンプ村」の榛名に連れて行っていただきました。

榛名神社は1400年以上の歴史をもつ由緒正しき神社。榛名山の中腹にあり、大昔の噴火の際に出た奇岩と巨岩が多く、その間を縫うように本殿へと歩いていきました。

隋神門を通り、赤い橋を渡った先に七福神の寿老人の像がありました。それを機に七福神を皆で言おうということになりました。最後の1つはお友達が戦いの神様ということまで思い出してくれたのに、あと一歩のところで思い出せません。何だっけ、何だっけと言いながら境内を一周して帰ろうとしたとき、最後の最後に隋神門のすぐ脇に毘沙門天の像があるのを見つけて、謎が解けてすっきりしました。(本来の順序:入口から順に、毘沙門天→寿老人→布袋→福禄寿→恵比寿→弁財天→大黒天)

参道は神聖な空気に包まれ、たくさんの巨木がありました。矢立杉は武田信玄が箕輪城を攻める際に祈願して矢を放った木と言われ、樹齢600年と推定されています。その迫力に息を呑みました。その向かいには巨石に水が作った「瓶子(みすず)の滝」が流れていました。聳え立つ鉾岩(ぬぼこいわ)に圧倒されながら階段を上り、「双竜門」をくぐって本殿に行きました。本殿は御姿岩(みすがたいわ)につながる形で建てられていました。ちょうど保存修理工事をしたばかりで、赤、黒、金の装飾が鮮やかでした。国祖社・額殿でお参りをしました。

隋神門
参道
川が流れています。
神幸殿
矢立杉
瓶子の滝
鉾岩と双龍門
本殿
本殿
御姿岩とつながる本殿
賽神社が道祖神と同じように、その地域に禍が入るのを防ぐ神様であることも学びました。
岩の中に何かが祀られている様子

榛名山を車で登っていき、カルデラ湖に着きました。穏やかに水を湛えていました。水鳥は、A先生のお好きなミコアイサやキンクロハジロが見えました。(もちろん、見つけたのはA先生です。)山を下りるとき、道路わきにセンニンソウの綿毛がたくさんついているのが印象に残りました。

ミコアイサ(オス1羽、メス3羽)、キンクロハジロ

榛名山でとても良い思い出ができました。また訪れたいです。