久々の鳥日記です。今年も鳥が混群を作って、厳しい冬を乗り越えようとしています。まだ落葉する前に、ヤマガラが挨拶に来ました。昨年もやって来ていた鳥なのでしょう。「今年も餌、ありますか。」と尋ねているかのようでした。餌を置くと様子を見に来ていましたが、その頃はまだ葉っぱと虫が豊富だったのであまり食べていませんでした。
今は雪が積もって虫が見つかりにくいので、鳥が次々と餌台に飛んできます。今週は、いつものヤマガラ、シジュウカラ、コガラのほか、カワラヒワやシメも来ました。ヤマガラはメッセンジャーのようで、安全を確かめて、「ニーニー」と仲間に知らせています。すると、コガラやシジュウカラがやってきます。この前の冬は、コガラが単独行動をすることが多かったのですが、今年は、よく混じっています。
厳しい冬を仲間で乗り越えるのは鳥だけではありません。テントウムシもそうです。テントウムシはわざわざ寒いところを選んで集まっています。マイナス10度以下になる場所ですが、そうすることで「冬眠」をすることができ、餌を食べずに冬越しができるそうです。
昨年はカメムシが多かったのですが、今年はテントウムシが多いです。暖かさを求めて家の中に入って来る虫を外に追い出してはかわいそうだと思っていたのですが、虫に詳しいY氏にお聞きすると、家の中には餌がないし、暖かすぎてから「冬眠」できず、かえって越冬できないと教えていただきました。今は見つけ次第、外に出すようにしています。テントウムシは、軒下に貼りついています。風が少なく、温度が比較的安定しているところだからでしょう。大きな集団、小さな集団いろいろあります。ナミテントウですが、違う模様のものも混ざっています。

「ニーニー」と鳴くヤマガラとシジュウカラ。このときは、食べる順番を主張しているように見えました。
