植物観察会ー池の平湿原

今日は嶋村明先生の植物観察会に参加しました。池の平湿原周辺の林床、ガレ場、湿原などさまざまな環境下の植物を見ることができました。また、標高が2000m以上あるので、私の住んでいるところではもう枯れてしまった花をもう一度見ることができ、復習することができました。しかし、初めて見るものの方が圧倒的に多かったので、忘れないうちに記録しておきたいと思います。(自然保護のため、一部の植物のみ載せます。)

リンネソウ (植物分類学を確立した、スウェーデンの植物学者リンネの名前にちなんで名づけられた。2つ一緒に咲くのでメオトバナの和名も持つ。)
ゴゼンタチバナ (ミズキ科。葉っぱが4枚のところには花がつかず、6枚のところにつく。)
ササの花。数十年に一度花が咲き、その後ササが一斉に枯れてしまいます。寂しいですね。
シロバナヘビイチゴ
サワフタギ?
ヤマブキショウマの蕾
マルバダケブキ
ナナカマド
ナナカマドの花びらが落ちたマルバダケブキ
イワカガミ、ミツバオウレンなどの葉っぱ
グンバイヅル
倒れた幹から空に向かって伸びるカラマツ。凄まじい生命力です。
オトギリソウ(シナノオトギリ) (鷹の傷薬である秘密の薬草のことを鷹匠兄弟の弟が他人に漏らしたことに兄が怒り、弟を切ったという伝説に由来する。花の斑点は血しぶきとされる。)
オトギリソウ(シナノオトギリ)の蕾
ヒメイチゲの実? (金平糖のよう)
シャジクソウ
ミヤマニガイチゴ(葉っぱがギザギザ)
コメツガ 新緑がきれいです。
グンナイフウロ (花弁が反り返る)
ヤマハタザオ (長細い)
コマクサ
サラサドウダン (下を歩いていると、頭の上に釣鐘状の花がぽとぽとと降ってきました。)
ゴヨウマツの雌花
若い松ぼっくり 受粉してから13か月かかる。
雄花(ピンクの粒々)、若い松ぼっくり(右)、古い松ぼっくり(左)
ハリブキ (葉から針が飛び出していて、痛そうです。)
カラマツソウ
やちぼうず(スゲ属の植物が坊主頭状の株となり隆起したもの)
ヒメシャクナゲの葉
サギスゲ (穂が3つに分かれる)

登山道が整備されていて、とても登りやすかったです。暑かったのですが、ちょうど登るときだけ曇ってきて快適になりました。今回は、本来見えるはずの遠くの山々(日本アルプス、富士山など)が見えなかったのですが、また次回のお楽しみにしたいと思います。