4月15日、冬の間からずっと楽しみにしていた嶋村明先生の植物観察会に参加しました。今まで、図鑑で調べても花の名前が分からない(または勘違いしていた)ことが多かったのですが、先生にお会いして、植物の分類方法や見分け方などを教えていただき、新たな視点を持つことができて感激しています。また、参加者の方々もとても親切で、幸せな時間を過ごすことができました。
初日から植物のことをたくさん教えていただきました。忘れないうちに、早く書き留めておこうと思います。
ダンコウバイもアブラチャンも、この地域では「ジシャ」と呼ぶそうです。先生にそれぞれの花の付き方を見せていただき、やっと見分けがつくようになりました。アブラチャンは花柄があり、小ぶりで、少し緑がかっています。
メモしたこと:ヤマネコヤナギ(バッコヤナギ)は雌雄異株で、黄色い花粉のある方が雄株。(「ジシャ」も雌雄異株です。)


メモ:(木ではないが)フキにも雄株と雌株がある。それぞれ、地下でつながっているために、雄株ばかりのところと、雌株ばかりのところができる。雌株は成長し、雄株は枯れる。


メモ:吾妻には5種のツツジ(ヤマツツジ、レンゲツツジ、ミツバツツジ、トウゴクミツバツツジ、ムラサキヤシオ)がある。ミツバツツジにはオシベが5本、トウゴクミツバツツジの方は10本。吾妻では関東に多く見られるトウゴクミツバツツジの方が圧倒的に多い。この吾妻渓谷はミツバツツジの北限である。

猿橋を渡って道路に出ると、他の木もよく見えました。

イヌシデ、アカシデ。(遠くから見るとシデとキブシの花が似ていますが、キブシは低木です。)意識してみると、イヌシデの花が遠くまでたくさん咲いているのが見えました。



首の長いチョウジザクラもありました。野生種です。

サワシバの古い果穂が残っていました。ホップに似ています。シデの仲間です。

続く