コブシが咲くとき

鎌原観音堂近くの大きな木が一斉に花を咲かせました。上の方まで花が咲いています。本当に春が来ました。

7月に移住して、10月から暖房を入れ始め、11月から4月上旬まで雪が降っていました。思えばほとんどの期間、冬を過ごしていたことになります。雪がきれいだったので、ずっと続いてもいいと思うぐらいに冬が好きでしたが、あっという間に終わってしまいました。

とはいっても、私の森は標高が高いために花はひとつも見つからず、少し冬芽が大きくなったことと、シャクナゲの葉っぱが元通りに開いたこと、雪が溶けてコケモモの絨毯が復活したこと以外に大きな変化は見られません。

この1週間の生活の変化は、出かけるときにスノーブーツを履かなくなり、スキーウェアも必要がなくなったことです。昼間はコートさえいらないぐらい暖かいですが、夜は急に冷えるので(今週は氷点下の日もあります)、まだ暖房に頼っています。

近くの池の白鳥はもういなくなってしまいました。森のいつもの鳥たちは、餌台で食べる量が1/3ほどに減りました。雪が溶けて食べ物が見つかりやすくなっているのでしょう。また、歌うのに忙しそうです。カワラヒワは餌台につがいで来るようになりました。そうそう、今日はウソも見ました。何かの芽を食べに来たのでしょうか。