鹿飛橋からは元の道に戻らず、山の道を通って進むことにしました。誰にも出会わないので少し不安になりつつ、落ち葉をざくざくと踏みながらまっすぐ進むと、開けたところに出てきました。大きな屏風岩が見え、少し下って猿橋に行きました。
八丁暗がりのコースを終えてから、今度はお蕎麦屋さんを目指して歩きました。途中で可愛い雑草にも出会いました。ハキダメギクは、牧野富太郎先生が命名されたとのことですが、掃き溜めで発見されたからだそうです。花びらが清らかで可愛らしいので、「掃き溜めに鶴」という言葉のように可憐に咲いていたのだろうと想像してみました。
そして、ついに黄色い葉っぱの謎が解けました。お友達が実を見て「藤」だと確信されました。よく見ると、葉っぱは木に絡まったつるから出ていました。絡まれた木は弱弱しく、少しだけ本来の葉っぱをつけていました。
謎解きが終わった頃、もみぢ茶屋というお蕎麦屋さんに入りました。親切なお店で、新そばを美味しくいただきました。そこからまたふれあい大橋まで歩いて、散策を終えました。
とても楽しい散策コースでした。お友達のガイドのおかげで、見どころと絶景ポイントがしっかり押さえられました。また前回は、雨でアガッタンが中止になってしまったのですが、今回はアガッタンにも乗れて、最後までお天気に恵まれてよかったです。(家に帰ると、急に寒くなり、氷雪が降っていました。)