雨のにゃがてん号

お友達に誘っていただき、以前からずっと気になっていた水陸両用バスの「にゃがてん号」に乗りました。席を決めるときは、一番前の一番びしょ濡れになる席を選びました。もちろん、全身カッパずくめの上です。

湖の駅丸岩というところから出発しました。

お友達によると夏の間は水位を低くしているため、橋脚がYの字に見えていたそうです。

バスは爽快に(豪快に)水しぶきを上げて湖に入りました。いったん濡れてしまうと、途中から雨が降ってきてもまったく気になりませんでした。ガイドの方の説明のおかげで、八ッ場あがつま湖について学ぶことができました。

夏には洪水に備えてダムから放流をするため、水面がこのときより25mほど水位が低く、この湖に沈んでいる鉄道の跡や道路のガードレールも見えるそうです。

下の方に柵のようなものが見えます。
不動大橋
不動大橋をくぐります。
奥に見えるのが八ッ場大橋とダムです。ここでUターンしました。
不動大橋と、その向こうには雲に隠れた丸岩があります。
不動の滝(不動大滝)。ダム湖ができる前は、落差90mを誇っていたそうです。
586mは八ッ場ダムの標高で、583mが最高水位です。まだ少し余裕があることが分かります。
水鳥(ホシハジロ)がたくさんいました。
ここで船からバスに切り替わり、陸に上がりました。
待合所を兼ねた素敵な建物で昼食を食べました。

にゃがてん号に乗らなければ見えない景色を見ることができました。そして、湖の下に人々が暮らす町があったこと、美しい谷があったことを知ることができました。

昼食を食べてから、新しい温泉街を見に行きました。川原湯温泉は源頼朝が発見したと言われる温泉です。お友達にも良いお湯だと勧めていただき、いつか行ってみたいと思います。

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