スミレも24種類終わり、よく見かけるスミレは紹介してしまいました。今日からは見ることの少ないスミレですので分からないかもしれません。でも、今日の2つは嬬恋村でも見られます。さて何ですか?
1番、2番それぞれ写真が2枚ずつあります。




この2つ、今まで出てきていないものですか?
そうですよ。
1番は花が咲く時に葉が完全に開いていない。白い花で唇弁に黒紫のスジが入る。ヒメスミレサイシン。
私もそう思います。
2番、この葉っぱの形。ピンク色の花。うーん、探します。
私、2番が分からなくなりました。葉っぱが薄そうだから、ウスバスミレ?でも色が違いますね。
ウスバスミレは白いスミレですね。
それでは、ただのスミレサイシンですか?
スミレサイシンは花の時期に葉が開かないスミレですね。
そうなのですね…。私、降参しました。
ピンクの花で見つかったのは、スワスミレとオクタマスミレ。でも、葉にエイザンスミレのような切れ込みはないです。分かりません。
えっちゃん、2番目の花、先生にヒントをお聞きすると鹿沢園地で見られたものだそうです。私は答えを聞いてしまったようなものだから、えっちゃんは頑張ってみてください。色幅があるみたいです。
…。
それでは回答しますね。1番はヒメスミレサイシンです。湯ノ丸山のスミレ観察会で見ましたが参加されなかったですか?この辺りでは湯ノ丸にしかありません。アケボノスミレと同じで、花の時期に葉が開かないのが特徴です。スミレでは希少種です。
ヒメスミレサイシンは、私が下山した直後に、先生が見つけられました。
2番はミヤマスミレです。このスミレはやや高い所で見られるスミレで、浅間山周辺では少ないスミレです。野反湖に行くとたくさん咲いてます。ただ鹿沢の休暇村に少数ですが咲いていて、観察会でも出てきました。
これと言った特徴がないのですが、花は一見タチツボスミレに似ています。私は葉の鋸歯(きょし)で区別しています。鋸歯とは葉の切れ込み方を言います。言葉では上手く言えないのですが、葉の切れ込み方が独特です。よく切れ込み方を見て下さい。

鋸歯で見分けるのですね。私はミヤマスミレの実物は変わった色のものと、葉っぱだけのものしか見たことがなかったです。
野反湖に一緒に行った時は、残念ながら花が終わり葉だけでした。
ところでスミレサイシンにはいろいろありますが、何が共通点なのですか?
スミレサイシンの仲間はスミレサイシン、ナガバノスミレサイシン、ヒメスミレサイシン、それとアケボノスミレがあります。いずれも花の時期に葉が開ききらないという特徴があります。
吾妻には少ないが嬬恋にかろうじてあるもの
<ヒメスミレサイシン>(希少種)
1. 花の時期に葉が開かない。
2. この辺りでは湯ノ丸のみ。
・スミレサイシンの仲間は、スミレサイシン、ナガバノスミレサイシン、ヒメスミレサイシン、アケボノスミレがあり、いずれも花の時期に葉が開ききらない。
<ミヤマスミレ>
1. 葉の鋸歯が特徴的。
2. やや高いところにある。浅間山周辺では少なく、野反湖には多い。
3. 色幅がある。