今日のスミレ教室です。さて、この花は何ですか?



うわっ、どれも唇弁の紫色が濃くて、似ていますね。葉はそれぞれ特徴があります。1番の葉の形はフモト?でも、花の形が違うみたい。2番は唇弁のスジが目立ちます。葉の形でツボスミレ。3番は距がない?ガクがプクッと膨らんでいる。これは分かりません。
1 番 フモトスミレ。2番 ツボスミレ。3番は見分け方の表を見てみたところ、ミヤマツボスミレ。
前回まではスミレの花の色に注目して分類してきましたが、今回は違います。さて、今回はスミレの何に注目して分類したと思いますか?これは重要なことです。
もしかして、花茎の色?
花弁の形ですか?
違います。花の大きさです。スミレを見て最初に注目するのはまず花の色ですね。次には葉の形とかいろいろありますが、花の大きさも重要です。正解は1番 フモトスミレ。2番 ツボスミレ。3番 ミヤマツボスミレです。みな花が小さいことが特徴です。
まずフモトスミレですが、白色で唇弁に紫色のスジが入ります。そして決め手の一つは、葉の裏が紫色になります。名前はフモトですがフモトより山の尾根筋でよく見かけます。また、斑が入るタイプもあります。観察会でも出てきましたが何処で見たか覚えていますか?
野反湖ですね!
2番と3番は一緒に解説します。まずツボスミレは比較的どこでもあり湿地に生えます。このスミレも唇弁に紫色のスジが入ります。地上茎のあるスミレです。湿地に群れて咲くことが多いです。

えっ、これはミヤマツボスミレとは違うのですか?
これはツボスミレです。ミヤマツボスミレは名前の通り、ツボスミレの高山型のスミレです。ツボとの違いは花が紫色を帯びること。これも観察会で出てきましたが覚えていますか?
ミヤマツボスミレも野反湖にありましたが、忘れていました。
花が白ければツボスミレ、紫がかればミヤマツボスミレです。
野反湖の楽しい思い出とともに、ミヤマツボスミレの記憶が蘇ってきました。
小さな花のスミレ
<フモトスミレ>
1. 白色で唇弁に紫色のスジ。
2. 葉の裏が紫色。
3. 名前に関わらず山の尾根筋で見かける。
4. 葉に斑が入るタイプもある。
<ツボスミレ>
1. 湿地に生える。群れて咲くことが多い。
2. 唇弁に紫のスジが入る。
3. 地上茎がある。
<ミヤマツボスミレ>
1. ツボスミレと違って花が紫色を帯びる。
2. 高山型。