今日はピンクのスミレです。次のスミレの名前は何でしょう?今日は今までよりも簡単ですね。



今日は何も見ずに答えられます。1番 ヒナスミレ。2番 エイザンスミレ。3番 アケボノスミレ。ピンクはこの3つと覚えました。アケボノスミレは、あっちゃんが「曙は朝早いので葉っぱが丸まっている」という覚え方を教えてくれました。
私も同じ答えです。
答え合わせと解説です。名前だけでなく、そのスミレの様々な特徴も併せて知ることが植物観察を楽しくすると思います。今回は特徴あるスミレですので簡単に回答できたと思います。ピンクのスミレは意外と少ないですね。
1番はヒナスミレです。このスミレは草原には生えません。林床などちょっと日蔭に生えます。ヒナスミレの大きな特徴は葉に斑(ふ)が入るタイプがあること。むしろ斑が入る方が多いかもしれません。これをフイリヒナスミレと言います。


ヒナスミレは比較的見る機会が多いスミレですね。皆さんの家の周りにもありますか?
私は家の周りでは見たことがないです。
2番はエイザンスミレ。このスミレは葉に切れ込みが入るのですぐに分かります。ただ切れ込みが入るスミレはもう一つヒゴスミレがあるので注意が必要です。ただ、長野原町にはヒゴスミレはないので心配ありません。ヒゴスミレは別の回で説明します。
エイザンスミレで覚えたい特徴は、一つは「匂い」がすること。スミレは匂いがするものとしないものがあります。エイザンスミレは甘いいい匂いがします(しないエイザンもあるので注意)。また、夏になると葉が巨大化すること。スミレの葉ではないような姿になります。エイザンスミレは花が大きいのも特徴です。
エイザンスミレの葉っぱが夏に巨大化するのをインターネット上の写真で初めて見ました!面白いです!
3番はアケボノスミレ。このスミレは変わっていて、花の時期に葉が開ききらないという特徴があります。同じ特徴があるスミレにヒメスミレサイシンとスミレサイシンがあります。この2つは別の機会に説明します。
アケボノスミレの色はサーモンピンクに例えられ、人気があるスミレです。でも見る機会が少ないかもしれません。観察会でもまだ出てきません。このスミレも草原にはなく林床のスミレです。

これはフイリヒナですか。4月26日の観察会の写真です。
このスミレは園芸種のゲンジスミレです。人家の庭先などでよく見かけます。
ああ、そうでした。なかなか覚えられませんね。
誰でもそうですよ。
すみません、昨日の白いスミレを復習させてください。左から、マルバ、ヒカゲ、オトメ?



写真は3枚ともえっちゃん撮影
その通りです!すごいじゃないですか。ただヒカゲスミレは少し葉っぱが焦げ茶色がかっていますので、タカオスミレと言ってもいいかもしれません。
これまで色に注目してスミレを見てきました。スミレの花の色は大きく5種類に分かれます。濃い紫、白、淡い青色、ピンク、黄色です。明日は黄色のスミレです。
<ヒナスミレ>
1. 林床に生え、草原には生えない。
2. 斑が入るものが多く、フイリヒナスミレと言う。
<エイザンスミレ>
1. 葉に切れ込みが入る。*もう一つの切れ込みが入るヒゴスミレは長野原町にはない。
2. 甘いいい匂いがする(しないものもある)。
3. 花が大きい。
4. 夏になると葉が巨大化する。
<アケボノスミレ>
1. 花の時期に葉が開き切らない(ヒメスミレサイシンとスミレサイシンもそう)。
2. サーモンピンクに例えられ、人気がある。
3. 林床のスミレ(草原にはない)。
メモ
・スミレの花の色は、濃い紫、白、淡い青色、ピンク、黄色の5種類に分けられる。