今日は白い花のスミレを学びます。さあ、次のスミレは何ですか?




1番は葉も花も丸っこいのでマルバスミレ。2番は葉が細長いのでフモトかヒカゲ。でも、葉の裏は紫色ではなさそうだからヒカゲに1票!3番は分かりませんが、花が小さそうなのでツボ!4番ですが、このスミレのような葉はシロスミレでしょうか。
フモトスミレは浅間高原シャクナゲ園で一緒に見ましたね。えっちゃんが発見しました。「ふもと」なのに意外と高いところに咲くのですよね。葉っぱをめくって、裏が紫色なことを確認しましたね。
1番 マルバスミレ。2番 ヒカゲスミレ。3番と4番はどちらもシロスミレ。
単なる名前だけでなく、そのスミレの特徴を併せて説明していこうと思います。今回は白いスミレ。しかしツボスミレのような小型のスミレは除き、中型のスミレです。
まず1番はマルバスミレです。マルバは名前の通り丸い葉が特徴ですが、葉だけでなく花弁も丸みがあります。私は葉っぱより花弁の丸さで見分けています。また、個体にもよりますが、花弁が薄く赤味がかるのも特徴です。他に似たスミレがないので易しいスミレだと思います。
2番はヒカゲスミレです。花が白くて葉が長いハート型ならヒカゲスミレです。このスミレは唇弁(しんべん)に紫のスジが目立つのも特徴です。またヒカゲスミレで忘れてならないのは、葉っぱが焦げ茶色になる個体が出ること。これをタカオスミレと言って区別します。


花は紫のスジが目立ちます。またヒカゲスミレはしばしば群れて咲くのも特徴です。


3番はシロスミレです。4番のスミレと近い仲間なので一緒に説明します。4番はアリアケスミレです。
3番と4番は同じではないのですね。
シロスミレの特徴は長い葉っぱです。スミレの葉っぱに似ています。アリアケスミレの葉も同じく細長い葉です。そこで両者の違いを説明していきます。
まず生育場所が違います。シロスミレは高原のスミレで、アリアケスミレは低地のスミレです。だから生えている場所で間違えることはないです。
花はシロスミレは白ですが、アリアケスミレは赤紫のスジが入ります。また葉はシロスミレは立ち上がりますが、アリアケスミレは立ち上がらず斜めや横向きになります。
よく分かりました。
最後にスミレの花弁の呼び方ですが上から上弁(じょうべん)、側弁(そくべん)、唇弁(しんべん)といいます。これも覚えて下さいね。
呼び方が分かると便利ですね!
アリアケスミレのスジは、上弁、側弁、唇弁の全てにあるけれど、シロスミレのスジは唇弁だけですね。分かりました。
明日はピンクのスミレを見ていこうと思います。
明日も楽しみです!
<マルバスミレ>
1. 葉だけでなく花弁も丸みがある。花弁に着目する方が分かりやすい。
2. (個体にもよるが)花弁が薄く赤味がかる。
<ヒカゲスミレ>
1. 白くて葉が長いハート型ならヒカゲスミレ。
2. 唇弁に紫のスジが目立つ。
3. 葉がこげ茶色になるのはタカオスミレと言って区別する。
4. しばしば群れて咲く。
<シロスミレ>
1. スミレの葉に似て細長い。
2. 高地に生える。
3. 花弁は白。
4. 葉が立ち上がる。
<アリアケスミレ>
1. スミレの葉に似て細長い。
2. 低地に生える。
3. 花弁に赤紫のスジが入る。
4. 葉が立ち上がらず、斜めか横向き。