スミレ教室 1日目

今日からスミレのクイズを出します。春に向かって勉強しましょう!このスミレは何でしょう?

これは一番よく見るタイプのタチツボスミレですね。

そうです。タチツボスミレは人里から山地まで最も普通に見られるスミレです。地上茎があり、花は淡い青紫色で葉はハート形。では、こちらは何ですか?

えーっと、淡い紫色。丸い葉っぱ。地上茎があるかどうか分からないけれど、これもタチツボスミレでいいですか?

アオイスミレとマルバスミレですか?

このスミレを見てタチツボスミレと答える人は、少しスミレを知っている人です。でもタチツボスミレではありません。何故タチツボスミレではないと思いました?

えーっと、雰囲気です。タチツボはもっと花が立ち上がっているような感じかな。

ちなみに、2つのスミレは同じスミレです。

そうなんですね!

葉が葵に似ているからアオイスミレ!

じゃあ、両方アオイスミレということで。

タチツボスミレと雰囲気が違う。そう思えるようになれば一段階上達です。答えはアオイスミレです。では、アオイスミレとタチツボスミレはどこで見分けたらいいでしょう?

地上茎のあるこの2つはとても似ています。いろいろ見分けるポイントがありますが、私の一番のポイントはガクの形です。タチツボスミレが細長い三角形に対し、アオイスミレのガクは丸みを帯び、明らかに違います。写真を見て下さい。

左がタチツボスミレです。違いが分かると思います。

たしかに、タチツボスミレのような尖ったガクはありませんね。

なるほど!

その他、葉っぱの形や花茎の立ち上がり方などが違いますが、個体差があり区別がつかないことがあります。だから私はガクを見ることにしています。

本当に、個体差が大きいですね。

タチツボスミレはたくさん見られるけれど、アオイスミレは珍しいのですか?

タチツボスミレは至る所で長い時期咲きますが、アオイスミレは春一番に林床に咲くので5月半ばには見られなくなってしまい見逃してしまいます。珍しいスミレではありません。見たことはありますか?

私は実物を見たことがないと思います。

今度から、タンポポと同じように、タチツボスミレを見つけたら花の裏を見るようにします。

来春は見逃さないよう注意しましょう。

<タチツボスミレ>
1. 人里から高原まで、最も普通に見られるスミレ。
2. 地上茎があるスミレで花は淡い青紫色で葉はハート形。

<アオイスミレ>
1. 地上茎があるという点でタチツボスミレと似ている。
2. しかし、ガクの形が違う。タチツボスミレのガクは細長い三角形で先が尖っている。アオイスミレのガクは丸みを帯びている。

メモ
・葉っぱの形や花茎の立ち上がりなどは個体差があり、区別がつかないことがあるのでガクを見る。
・春一番に林床に咲き、5月半ばには見られなくなるため見逃しがち。(注:この場所は吾妻です。)

メモ