12月14日、日本野鳥の会(吾妻)の探鳥会がありました。この日は寒く、出発前は車の上に雪が積もっていただけでなく、窓も凍っていました。

雨が降っていましたが、水鳥がよく見え、鳥の声も聞こえました。
川には、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバンがいました。キンクロハジロのメスの見分け方を学びました。オスが黒と白のコントラストが目立つのに対して、メスは全体的に茶色っぽい印象です。水鳥は遠くにいるので私は双眼鏡を使わないと判別ができませんでしたが、K氏は肉眼で見ただけで「あれはコガモ」だねとおっしゃり、本当にそうだったので驚きました。
その他、自分でも確認できたのは、トビ、ノスリ、キジバト、ハクセキレイ(声で聴き分けられます)、ヒヨドリ、シジュウカラ、ホオジロ、カワラヒワ、ハシブトガラス、カケス、ジョウビタキ、ヤマガラ、ガビチョウです。
いろんな話をしながら歩きました。虫に詳しいY氏にハチやテントウムシの冬越しの話を聞いたり、短歌が上手な方に詩心を教わったり、縄文時代の冬のしのぎ方を教えてもらったりと、とても楽しい時間でした。また、ある方が落ちていたツルを拾って、くるくるっと巻いてリースを作って見せてくださいました。
行きはゆっくり鳥を見て歩いていましたが、雨が激しくなってきたので折り返すことになり、帰りはすたすたと早歩きで、あっという間に集合場所に戻りました。寒かったけれど、心温まる時間でした。





鳥だけでなく、木の枝にぶら下がった植物も気になります。

