先日は、「高山蝶を守る会」で蝶の保護活動に行きました。いつもとは違うところで活動しました。毎回、私にとって自然のことを教わる貴重な機会となっています。
以前は牛がたくさん草木を食べてくれていたおかげで、明るい場所を好む蝶の食草が守られていたのですが、現在は牛がいないため、人の手で環境を守らなければなりません。何十年間も見通しの良い美しい場所を作り、維持してくださった「守る会」のK先生に頭が下がる思いです。
昨年は牛を連れてきて放牧していたようですが、今年はいないようです。







カッコウ、ホトトギス、ウグイス、ホオジロ、キビタキ、ノジコの声が聞こえました。
アキアカネやいろいろな種類の蝶が飛んでいました。歩いて行くと、蝶が私たちによくくっついていきました。汗に含まれるミネラルを補給しにきているのだそうです。
その他、ミズナラの枝を振って開いた傘で受け止めると、足の長いクモのようなザトウムシと小さなコガネムシが出てきて、ダケカンバの枝からはからはハサミムシが見つかりました。これまで私は花と鳥ばかりに注目してきましたが、虫があっての花と鳥なので、少しずつ学んでいこうと思います。
























保護活動とはいえ、それ以上に学びの多い1日でした。動植物に関するどんな質問にも答えていただたり、クイズ形式にして知識を教えていただいたりしました。なんと恵まれた場にいるのだろうと感謝の気持ちでいっぱいです。