スミレの観察会―その2

嶋村明先生のスミレの観察会では、スミレ以外にもいろいろな植物について学びました。歩いているときや車の中で、地元の植物に詳しい方々からもたくさん教えていただきました。

よく似ているダンコウバイとアブラチャンの花が復習をしてようやく見分けられるようになった頃、もうアブラチャンは葉っぱだけになっていました。こうなると、見分けるのは本当に簡単なのですね。

アブラチャンの葉。黄色いのはヤマブキ。
この地域では、このような水路のことを「せぎ」と言うそうです。
フキ(フキノトウがこんなに大きくなっていたなんて)
サンショウ
ワダソウ
ミツバツツジの仲間(葉っぱの付き方から判断)

その他、林には野蒜も生えていました。

林を後にして、車で移動しました。「赤羽根の一里松」という、江戸時代に旧草津街道に一里ごとに道しるべとして植えられた、アカマツの木がありました。樹齢230年、高さ30mと書かれてありました。

桜がきれいでした。奥に見える紫の花はトウゴクミツバツツジ。

その近くに、大きなナツツバキの木がありました。

ナツツバキ
ナツツバキ

その後で、人里の方へ下りて行き、斜面にスミレがたくさん咲いているのを見ました。園芸種ですがピンクのシバザクラが庭や路地に広がっていて、鮮やかでした。さらにそこから、八ッ場ダムの方へ行きました。

アブラナ科のノボロギク
サクラソウの一種、クリンソウの葉。ビロードのような手ざわりです。