1月20日は、鎌原中原地区で観察しました。雪にたくさんの動物の足跡があり、下ばかり向いていましたが、ときどき鳥を望遠鏡で見せていただいて、コゲラ、アカゲラなどの鳥も確認できました。チチッやチッというホオジロやカシラダカの声も聞こえました。
1月1日に気になった地層について詳しい方にお聞きしたら、古嬬恋湖時代の古い地層だと教えてくださいました。またこの地域の自然について知るには、事務所にある本を読むとよいと教えてくださいました。
藤の実がどのようにはじけて飛んでいくかも教えてくださいました。ねじれた鞘が竹トンボのように遠くに飛んでいきます。また、ウバユリの実をつついて、種を飛ばしてみました。
ウスタビガの繭(抜け殻)も見つけました。家に帰ってから成虫の写真を見てみると、なんと可愛いのでしょう!
鳥だけでなく動物も植物も虫も、何もかもが興味深いです。
雪の上に足跡がたくさん残っています。
これは蹄と副蹄があるので、イノシシだと思います。
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これは指が長いからアライグマ?
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左はヤマドリの足跡、右は形が崩れてしまっていますが、ウサギかなと思います。
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どうしても矢印に見えてしまって、左から右に目で追ってしまいますが、ヤマドリは反対方向を歩いているはずです。
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これは、レンジャクの糞だと思います。
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藤の実がぶらさがっています。枝のように見えるのは藤のつるです。
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藤の実の鞘は、弾けるとくるくると回転して飛んでいきます。
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ウバユリの種はニンニクチップのような形をしていて、ひらひらと飛んでいきます。
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ウスタビガの繭(抜け殻)です。
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