草津の森―午後の散策(植物)

先日の午後、ホテル主催ののガイドツアーで草津の森を探検しました。大谷地という池を中心に回りながら、植物のことをたくさん教えていただきました。

ゴルフ場(元はスキー場)を通って森の中に入りました。ここからは星がきれいに見えるそうです。いつか寝転がって見てみたいです。(今は寒すぎますが。)

さて、ここからは私の勉強のための覚書です。

ヤマナラシの落ち葉です。風が吹くと葉っぱ同士が擦れて音がするのは、葉柄が長くて扁平のため、横揺れしやすいからなのだそうです。

ヒノキ、サワラ、クロベ、アスナロを葉の裏の気孔帯の形で見分ける方法を教えていただきました。(ヒノキ:Y、サワラ:Hまたは蝶、クロベ:白くない、アスナロ:W)

また、モミの木が黄金比(1.1618)に従って枝が生えていることも教えていただきました。

笹はクマイザサです(葉が9枚あるからクマイザサ)。裏はふわふわの毛で水をはじきます。真ん中にある木はニシキウツギです。折れた枝の上から、中が空洞なのが見えました。ピンクと白の2色の豪華な花を咲かせるのでニシキと言うそうです。また、樹液は和紙のを漉くときの糊の原料になるそうです。

ホオノキは葉っぱも大きいですが、実も大きいです。

ツタウルシ。一番早く紅葉します。

その他、ウリハダカエデ(カエルの手のような葉っぱが特徴)も確認しました。幹が冷たかったのが印象的でした。

最後にホテルの敷地に植えられていたイチイの木です。寒さに強い木です。カモシカの好物だそうです。

続く

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