両親が泊まるはずだった草津温泉に、急遽泊まることになりました。1日目は湯畑を散策し、2日目は1日中仕事だったため家に帰る以外に外出せず、最終日には時間ができたので、ホテルのガイドツアーに参加しました。
朝7時から森林浴に出かけました。ホテルを出ると山々に霧がかかっていました。雨上がりで空気が澄んでいました。ひんやりした空気が心地よかったです。
ロイヤルコースという道を歩きました。ウッドチップが敷き詰められて、足に優しい道でした。紅葉がきれいでした。
森のことや植物に詳しいガイドの方にたくさんのことを教わりました。
モミの木の葉っぱの匂いを嗅ぐと良い匂いがしました。木の根元にモミの木がたくさん生えていますが、これらは数が多すぎて、結局すべて自滅してしまうそうです。
こちらはシラカバ。ダケカンバと似ていますが、シラカバには幹に「への字」があるので見分けられるそうです。
こちらはコシアブラ。白く紅葉する唯一の木だそうです。
落ち葉には、ホオノキ、ミズナラ、コナラ、ウリハダカエデ、ヤマナラシなどたくさんの種類が含まれています。
いつも落葉すると寂しいと思っていましたが、この落ち葉がやがて微生物によって分解されて森の栄養となり、その栄養分がいつか川や海に流れ込んで海までも豊かにすると教えていただき、落葉を終わりではなく、自然の営みの原点と思えるようになりました。
紅葉もとてもきれいでしたが、草木が芽吹くころも美しいそうで、その頃にもう一度歩いてみたいと思います。