「~があります。」の文を英語で言ってみましょう。There is 構文を使える場合は使ってください。
1. テーブルの上に本が1冊あります。
2. その本は、そこにあります。
3. それ(it)は、そこにあります。
それでは、答えです。
1.は、一般的なthere is 構文で言えます。There is a book on the table. 不特定のもの(たとえば、a, some, 数字がついた名詞)の存在を表すときは、there is/areで始めるのが自然です。
2.は、「その本」という具体的なものが主語になっているので、The book is there.と言います。または、There is the book.とも言います。ただし、後者は、たとえばその本を探していて、「あ、ほら、そこにその本があるよ。」と言うような場面で使います。
3.は2.と似ていますが、「それ」が代名詞なので、注意が必要です。It is there.はOKです。でも、There is it.とは言いません。There it is.と言います。
代名詞の場合、There S Vという語順になります。この場合はThere it is.です。これも、何かを探していたり、待っていたりして、「ほら、そこにあるよ。」、「ほら、それが来たよ。」と言うような場面で使います。
たとえば待ち合わせをしているときに、「彼」を見つけたとしましょう。
「あ、彼だ!」は、何と言えばいいですか。
There he is! ですね。