hopeもwishもどちらもthat節を取りますが、使い方が違います。
that節の中身は、hopeの後は現実的なことを言い、wishの後はありえないことを言います。
that節の時制については、hopeは、これから起こることを言う場合、未来形でも現在形でも構いません。
wishは仮定法の構文を取るので、wishの後のthat節は、現在のことなら過去形、過去のことなら過去完了形にします。未来のことなら、willやcanを過去形(would, could)にします。
次の文をhopeまたはwishを使って英語にしてみましょう。
1. 明日、晴れるといいな。(天気予報によると降水確率10%)
2. (宿題を目の前にしながら)宿題がなかったらいいのになあ。
3. 昨日、コンサートに行きたかったなあ。
4. 明日パーティーに行けたらよかったんだけど。
5. 雨が止めばいいのになあ。(今、どしゃぶりでしばらく続きそう)
答え
1. I hope it will be sunny tomorrow. またはI hope it is sunny tomorrow.
2. I wish I had no homework. またはI wish I didn’t have any homework.(仮定法です。現在のことを言っているので、過去形)
3. I wish I had gone to the concert yesterday.(仮定法です。昔のことを言っているので、過去完了形。)
4. I wish I could go to the party tomorrow. (仮定法です。未来ですが、助動詞canを過去形にすれば良いです。)
5. I wish it would stop raining. (未来のことを言っているので、willを過去形にします。)
今、私はこの説明を書いていて、
I don’t wanna die, I sometimes wish I’d never been born at all… というBohemian Rhapsodyのメロディーが頭を駆け巡っています。
ああ、クイーン!!!