位置の表現(棚の中の位置関係)

棚の中のものについて、「~の上、下、左、右」と言う練習をします。

「Aの上に」はabove A、「Aの下に」はbelow B
「Aの左に」はto the left of A、「Aの右に」はto the right of Aと言います。

上、下は接触していない場合、over、underを使うこともありますが、棚や建物の中で上下の位置関係を表すときは、above、belowが適切です。

たとえば、The cat is under the table.のunderのように、下にあるものがすっぽり入ってしまっているときには、underを使います。でも、棚の中の話をするときに、すっぽり入っているかどうかは問題ではありません。

では、練習してみましょう。次の文を英語にしてください。(日常的な表現で構いません。)

1. ネジはドライバーの上(上の段)にあります。
2. そのスパナをボルトとナットの下(下の段)に置いてください。
3. ドライバーをスパナの左に置いてください。
4. 釘をネジの右、ハンマーの上(上の段)に置いてください。
5. その会議室は、この部屋の真上にあります。
6. 会計部は、営業部の右手にあります。

1. The screws are above the screwdriver.
2. Put the spanner/wrench below the bolts and nuts.
3. Put the screwdriver to the left of the spanner/wrench.
4. Put the nails to the right of the screws, above the hammer.
5. The meeting room is above this room.
6. The Accounting Department is to the right of the Sales Department.

正式な書き言葉で表現するときは、putをplaceに変えてください。

近くの棚を見ながら練習してみてください。

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位置の表現(棚の中)

位置を表すときは、前置詞+名詞で表現します。

「真ん中に」は、in the middle、in the centerと言います。
「上部に」「下部に」はそれぞれ、at the top、at the bottomです。
(ただし、「上に(突き出して)乗っている状態は」はon (the) top です。)
「左に」「右に」はそれぞれ、on the left、on the rightです。

たとえば、棚の中の位置関係の説明をしてみます。棚は3段あるとしましょう。

次の文を英語にしてみましょう。日常的な言葉遣いで言いましょう。

1. そのハンマーを一番下の段の右側に置いてください。
2. そのドライバーを一番下の段の左側に置いてください。
3. そのスパナは一番下の真ん中の段に置いてください。
4. 釘は真ん中の段の右側にあります。
5. ボルトとナットは真ん中の段に置いてください。
6. その空の箱は上の段の左に置いてください。

答え
1. Put the hammer at the bottom on the right.
2. Put the screwdriver at the bottom on the left
3. Put the spanner/wrench at the bottom in the middle/center.
4. The nails are in the middle/center on the right.
5. Put the bolts and nuts in the middle/center.
6. Put the empty box at the top on the left.

正式な書き言葉では、putの代わりにplaceを使ってください。

近くにある棚について説明しながら、練習してみてください。

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位置の表現(キャビネットの例)

5段キャビネットがあるとします。そのキャビネットについて説明してみましょう。

一番上の引き出しは、top drawer
2番目、3番目、4番目の引き出しはそれぞれ、second drawer, third drawer, fourth drawer
一番下の引き出しは、bottom drawerと言います。

上面はtop、底面は bottom、正面はfront、背面はbackです。それぞれにtheを付けると、名詞として使えます。

側面については、右側面はright panel、左側面はleft panelです。それぞれにpanelという名詞を付けたのは、rightとleftは右側、左側という方向を示す言葉であって、それだけでは具体的にどこを指すか分からないからです。

また、次のような言葉も便利です。これらも名詞と一緒に使うことができます。
右上:top right
右下:bottom right
左上:top left
左下:bottom left
たとえば右上の角なら、top right cornerです。

それでは、上記の表現を使って次の文を英語にしてください。キャビネットだけではなく、機械や画面にも使えます。前置詞+名詞を意識しましょう。

1. そのファイルは一番下の引き出しにあります。
2. キャビネットの右側のパネルにラベルを貼ってください。
3. キャビネットの天板の上に辞書を置きました。
4. 右上のボタンを押してください。
5. 画面の左下の角にあるボタンをクリックしてください。
6. カメラは背面にあります。

答え
1. The file is in the bottom drawer. (引き出しの中なのでin。)
2. Attach the label to the right panel of the cabinet. (attach A to Bで、「AをBに付ける」です。)
3. I put a dictionary on (the) top of the cabinet.(~の上:on (the) top of ~)
4. Press the top right button.
5. Click the button in the bottom left corner of the screen.(~の角の内側に:in the corner of ~)
6. The camera is on the back. (面の上にあるときは、onです。)

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「改良」を表す言葉

「改良する」という意味の動詞を確認しておきましょう。

一般的にはimproveです。改良できるものであれば何にでも使えます。

特に、書類、図面、計画、工程などを「修正する」のは、reviseと言います。

書類に新しい情報を追加するなどして最新の状態にするのは、updateと言います。
ソフトウェアに若干の修正を加えて最新の状態にしたり、製品を最新の規格や流行に合わせて変更したりするのもupdateです。

upgradeは、書類には使えず、機械や電子機器などに使います。
updateが小さな変更であるのに対し、upgradeは大幅な改良により性能そのものが向上することを示唆しています。

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接続する(connect)

配線であっても、配管であっても、インターネットであっても、「AをBに接続する」は、connect A to Bです。

次の文を英語にしてください。

1. ホースを本体に接続してください。
2. ホースが本体に接続されていることを確認してください。

答え

  1. Connect the hose to the body.
  2. Make sure the hose is connected to the body.

Make sure S Vで、「確実にSがVするようにしてください。」という意味です。

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ちなみに、connect A with Bは、「関係づける」、「関わらせる」という意味で、特に人間関係に使います。

「彼はそのグループとつながっている。」(受け身)
He is connected with the group.

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