~したかもしれない

次の文を英語にしてください。

1. 彼女は忙しいかもしれない。
2. 彼女は忙しかったかもしれない。

1. はShe may be busy.ですね。
2. はShe might be busy. だと思いましたか。

英語の助動詞は、「推量」を表すとき、過去形にしても、過去のことを言うことができません。
「推量」の助動詞は、表現がやんわりするだけです(婉曲)。

mightを使うときは、そのことが起こった可能性が低いと思っています。たとえば、mayが50%の可能性であれば、mightは30%。

だから、She might be busy.と言ったところで、ニュアンスは違っても「彼女は忙しいかもしれない。」という意味のままです。

「~したかもしれない」は、may + have + 過去分詞またはmight + have + 過去分詞です。

2.の答えは、
She may have been busy.または、She might have been busy.
です。

助動詞の意味の覚え方

初級の生徒さんは、助動詞の意味の覚え方に苦労しているようです。
May I~?  Shall I~? Will you~?がごちゃごちゃになるのだとか…。

それならお任せください!語呂合わせで覚えてしまいましょう!!
(語呂合わせを作るの、得意です。)

May I~? ~してもいいですか。 覚え方:~してめいいですか?
Shall I~? ~しましょうか。 覚え方:~しましゃるか?
Will you~? ~してくれませんか? 覚え方:ういろう、くれませんか? 注:名古屋名物のういろうのことです。

それでは、次の文を英語にしてください。
1. ドアを開けてもいいですか。
2. ドアを開けてくれませんか。
3. ドアを開けましょうか。

答え:
1. May I open the door?
2. Will you open the door?
3. Shall I open the door?

よくできました!

~しておけばよかった

皆様は、人生で何か後悔していることはありますか。私はあまりないのですが、今、次の2つを後悔しています。

1. 数学をもっと一生懸命勉強しておけばよかった。
2. あのときあんなに食べなければよかった。(注:私はよく食べすぎて体調を崩します。)

「~しておけばよかった」はshould have p.p. と言います。「~しなきゃよかった」はshouldn’t have p.p.です。それでは英語にしてみましょう。

1. は、I should have studied math harder.
2. は、I shouldn’t have eaten that much at that time. (Note: I often get sick because I eat too much.)

~であるはずがない

次のような質問がありました。
「はずがない」は、なぜshouldn’t ではなく、cannotなのですか?

参考書には、「はずがない」はcannotと書いてありますね。cannotはありえないという意味で、「はずがない」という訳になります。

cannotが可能性が0パーセントだと言っているのに対し、shouldn’tは「こうではないはず」という期待や予想が入っています。そのためshouldn’tは、「~のはずがない」というより「~じゃないはず」と訳す方がうまくいきます。

それでは、次の文を日本語にしてみましょう。

1. Don’t worry. We shouldn’t be too late.
2. That shouldn’t be a problem.
3. That can’t be true.
4. There are a lot of books here. It shouldn’t be hard to find a good one.

1. 心配しないでください。そんなに遅くならないはずです。(遅くならないと思います。)
2. それは問題にならないはずです。(問題にならないと思います。)
3. そんなこと、本当であるはずがありません。(そんなこと、ありえません。そんなこと、嘘に決まっています。)
4. ここには本がたくさんあるから、良い本を見つけるのは難しくないはずです。(難しくないと思います。)

 

Would you like

今日はWould you like~?(~はいかがですか?) の練習をしてみましょう。
would you like を使って、次の文を英語にしてください。

1. お茶を一杯いかがですか。
2. 何が欲しいですか。
3. 私と一緒に行きたいですか。
4. お手伝いしましょうか。

would likeで「ほしい」という意味ですね。
1. Would you like a cup of tea?
2. What would you like?

would like toで「~したい」という意味ですね。
3. Would you like to come with me?

そして、4番は、「私に手伝ってほしいと思っていますか。」と解釈し、
Would you like me to help you? と言えますね。

Would you like~?はとても便利なので、すぐに言えるようにしておきましょう。

would like

今日はwould like(ほしい)の練習をしましょう。
would likeを使って、次の文を英語にしてください。

1. (レストランで)「このじゃがいものスープをください。」
2. 「近いうちにお目にかかりたいです。」
3. 「それについてあなたに聞きたいのですが。」
4. 「その質問に答えていただきたいのですが。」

would likeで「ほしい」ですね。
1. I’d like this potato soup, please.

would like toで「~したい」です。
2. I would like to see you soon.
3. I would like to ask you about it.

4.は、「あなたに~してほしい」という意味なので、
would like you to V にします。
I would like you to answer the question.
または、「答えるようにお願いしたいです」と解釈した場合、
would like toと ask 人 to Vを組み合わせて、
I would like to ask you to answer the question. と言うこともできます。

‘d likeはwould likeの短縮形です。
上記の問題ではどちらの形でも構いませんが、注文のときはよくI’d like~と言います。
また、フォーマルな書き言葉では短縮形を使いません。

shouldとhad better

shouldとhad betterの使い分けについて、質問がありました。

日本語の文法のテキストではよく、
should=~すべきである had better=~した方がよい
と訳し分けられています。
でも実際には、訳の違いよりも、使い方の違いを意識すべき(この「すべき」はshouldです!)だと思います。

shouldは幅広く使えますが、had betterは特定の状況についてしか使えません。
また、それに従わなければ「危険」や「問題」が発生する場合にのみ使います。

それでは、shouldかhad betterを使って、次の文を英語にしてみましょう。
1. 「雨が降るかもしれないから、傘を持って行った方がいいよ。」
2. 「それはとても良い映画なので、観に行った方がいいよ。」
3. 「健康のために毎日朝食を食べた方がいいよ。」

答え
1. It might rain. You should take an umbrella. または You had better take an umbrella.
shouldは幅広く使えますのでもちろんOKです。そして、傘を持っていかなければ雨に濡れるかもしれない、つまり良くないことが起こるかもしれないので、had betterでもOKです。
2. It is a very good movie, so you should go and see it.
映画を観なくても危険や問題は起こらないので、had betterは不適切です。
3. You should have breakfast every day for your health.
特定の状況ではなく毎日の習慣のことを言っているので、had betterは不適切です。

区別できるようになりましたか?難しければ、shouldを使ってくださいね。

mustとhave to

mustとhave toは、「~しなければならない」という意味で、ほとんど同じ意味です。

あまり使い分ける必要はないと思いますが、厳密に使い分けたいのでしたら、
自分の意志で「しなきゃ!」というときは、mustを使い、
周りの状況や規則によってしなければならない状態になっているときにhave toを使うというルールがあります。

I must study hard to be a good teacher.(自分の意志のとき)
I have to stay home to take care of my dog.(周りの状況によるとき)

でも、基本的にどちらを使っても大丈夫です。
ただし、マニュアルや契約書などの正式な書き言葉では、どちらの場合でもmustを使います。

否定文のときは、意味が大きく変わってくるので気を付けましょう。
must not ~してはならない
don’t have to ~しなくてもよい

You don’t have to be too careful.
慎重になりすぎなくてもよいです。

canとbe able to

canとbe able toの違いの話をします。

現在形で「~できる」というときは、どちらでも構いません。
でも、過去形のときは意味が違ってきます。
couldは能力的にできたということを示し、
was/were able toは、特定の場面で実際にできたということを示します。

それでは、canまたはbe able toのどちらかを使って次の文を英語にしてください。

1. 彼女はスペイン語が話せた。
2. 彼女は昨日、空港でチェックインできた。

答えは、
1. She could speak Spanish. またはShe was able to speak Spanish.
2. She was able to check in at the airport yesterday.

1.では、能力的にできたということならcould、特定の場面で実際にできたのならwas able toを使います。
2.は、明らかに特定の場面の話ですので、実際にできたのならwas able toを使います。

She could check in by herself, but she didn’t.
「彼女は一人でチェックインできたけれど、そうしなかった」ということもあり得ます。

ただし、否定文では、couldとwas/were able toのどちらを使っても構いません。
どちらの場合でも、できなかったことに変わりがないからです。

She couldn’t check in. = She wasn’t able to check in.

 

mayとmightの区別

「mayとmightの違いを教えてください。」というご質問をいただきました。

どちらも同じ意味を持ち、「かもしれない」、「してもよい」という意味ですね。

助動詞は、過去形になると、婉曲的になったり丁寧な表現になったりします。

「かもしれない」の意味のとき、may が50%だとしたら、mightはそれ未満(たとえば30%)の可能性だと思っていることになります。
「してもよい」という意味のときは、疑問文のときに、May I~?がMight I~?になると、へりくだった言い方になります。

It might rain tomorrow. 明日雨が降るかもしれません。(日本語訳はmayのときと変わりません。)
Might I go home now? 家に帰ってもよろしいでしょうか。

もちろんMay I ~?と言っても、決して失礼にはなりません。

「質問をしてもよろしいですか。」
May I ask you a question?

「もちろんです!どうぞ!」
Of course! Go ahead!

これからもご質問を楽しみにお待ちしております!