shouldとhad better

shouldとhad betterの使い分けについて、質問がありました。

日本語の文法のテキストではよく、
should=~すべきである had better=~した方がよい
と訳し分けられています。
でも実際には、訳の違いよりも、使い方の違いを意識すべき(この「すべき」はshouldです!)だと思います。

shouldは幅広く使えますが、had betterは特定の状況についてしか使えません。
また、それに従わなければ「危険」や「問題」が発生する場合にのみ使います。

それでは、shouldかhad betterを使って、次の文を英語にしてみましょう。

1. 雨が降るかもしれないから、傘を持って行った方がいいよ。
2. それはとても良い映画なので、観に行った方がいいよ。
3. 健康のために、毎日朝食を食べた方がいいよ。

答え
1. It might rain. You should take an umbrella. または You had better take an umbrella.
shouldは幅広く使えますのでもちろんOKです。そして、傘を持っていかなければ雨に濡れるかもしれない、つまり良くないことが起こるかもしれないので、had betterでもOKです。

2. It is a very good movie, so you should go and see it.
映画を観なくても危険や問題は起こらないので、had betterは不適切です。

3. You should have breakfast every day for your health.
特定の状況ではなく毎日の習慣のことを言っているので、had betterは不適切です。

区別できるようになりましたか?難しければ、shouldを使ってくださいね。

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